本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
「そこをなんとか!」

涼太は顔の前に手を合わせて拝む。

「やめろ。わかったから」

「よっしゃ。さすがだわ」

一肌脱ぐしかなさそうだ。
亜里沙とのセッションは二人だけのものにしたかったけど、親友の頼みとなれば仕方あるまい。

亜里沙もわかってくれるだろう。

そして家に帰って亜里沙に話す。

「え!? ビデオ!?」

「そうなのよ。協力してくれる?」

「いいよ! あ、でも…」

「ん?」

「顔は出したくないかも…」

「俺もなのよ。ちょっと撮り方は工夫してみよう。二人だけのものとか言ってたのにごめんな?」

「それは…うん。でも親友の頼みなら断れないでしょ」

「悪いな本当に」

「いいよいいよ! めでたい話しじゃん!」

「ありがとな。そう言ってもらえると助かる」


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