本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
隠しておきたかったの?
「俺、最初は直ぐにでも公表しようかと思ってたんだ」
私は獅音の髪を耳にかける。
「でも日に日に亜里沙への想いが強くなっていくうちに、タイミングもそりゃもちろんあったけど…」
チュっとキスをされる。
「いつの間にかこのままでもいいんじゃないかって。このまま二人でひっそりと暮らせないかって…」
「獅音…」
そんな風に思ってたの?
「でもその一方で、自慢したいというか…。やっぱりぐちゃぐちゃだ」
そう言って困ったように笑う。
前も私のライブを見にきた時にぐちゃぐちゃだって言ってた。
「でもな。今日、皆んなに紹介して吹っ切れた」
私は変わらず獅音を見つめる。
「もう隠さない。堂々としてようって」
「うん…」
「誰にも俺たちの邪魔はさせない」
「獅音…」
いつの間にか話しながらドレスを脱がされていた私に獅音は腰を沈める。
「あんっ…はぁっ…」