本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
相変わらず俺の独占欲はとどまることを知らない。

隣を見れば凛とした佇まいで牧師の言葉を聞いている亜里沙。

俺も前を向いてようやく牧師の話に耳を傾ける。

チラチラ亜里沙を見てる牧師を睨む俺。

バチが当たりそうだ。

時折俺よりも小さい牧師と目が合うと、牧師はわずかに肩をすぼめる。

後ろからは俺がどんな顔をしてるのかわかるかのように、メンバーたちのクスクス笑う声が聞こえてくる。

亜里沙がふと俺を見上げ、睨んでいたのを見られると肘で小突かれた。

はいはい。
ごめんなさいね。

そして誓いのキスになり亜里沙と向き合う。

何度も交わしたキスだが、シチュエーションがシチュエーションなだけに柄にもなく緊張してしまう。



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