本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
だいたいの女は俺を見るなり目の色を輝かせて猫なで声を出してワンナイトを狙って色目を使ってくるのに。

全然俺に興味なさそうだった。

それが無性に悔しい。

まぁ、明日俺のライブを観にくればあの子も軽く尻尾を振ってついてくるだろ。

翌日、とりあえずスタッフに携帯を預け受付に来たら渡すように伝える。

さすがに携帯を受け取っただけで帰るって事はないだろう。

そしていよいよライブが始まった。

始まる直前に、スタッフから無事に本人に携帯を渡したと報告を受けたところだ。

LiSAが観てる。

くくく。
せっかく来たんだから、楽しませてやるよ。

少しからかうつもりでモニター越しにLiSAに話しかける。

せいぜい俺を意識しろ。
さすがにもう気づいたろ?

花道まで行けばついにLiSAを発見した。
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