本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
「猫ちゃんに、逃げられちゃったの?」

TOWAもわかったはずなのにまだ猫ちゃん呼びしてからかってくる。

「獅音がフラれるなんて、嵐でも来るんじゃない?」

ZENまでそんな事を言い出す。

すると俺の携帯が鳴る。

"涼太"

俺は皆んなに携帯の画面を見せた。

「呼べ、呼べ」

俺たちはもともと全員、高校の同級生だ。

「もしもし」

『お疲れ様! どこで打ち上げしてんの?』

「◯◯にいるからお前も来いよ」

『おっけ。すぐ行くわ』

そして本当に涼太はすぐに来た。

「涼太、お前暇なの?」

「うるさいねー。いいだろ別に。そういえばこないだのシンガーのLiSAちゃん、マジで上手いし可愛かったよな!」

涼太はそんな話しをヘラヘラ始める。
まじでバカ。

「噂のLiSAちゃん!? シンガーなの!?」

もれなくテンションが爆上がりするZEN。
< 68 / 307 >

この作品をシェア

pagetop