迎えにきた強面消防士は双子とママに溺愛がダダ漏れです
「こうくん、おはよう」
私にそっくりな顔を見つめながら、幸せな時間だなぁと胸が温かくなる。
自分のタイミングで起きられなかったせいか、紅汰は機嫌悪そうに口をへの字に曲げた。
朝からイヤイヤされるのは困る。
「こうくん、かにさんパンあるよ。食べようか」
こういうときのために隠してある、双子が好きな蟹の形をしたパンを出すことにする。
「うんっ」
さっきまでの不機嫌はどこへやら、勢いよく起き上がった紅汰はそのままの勢いでベッドから飛び降りようとした。
「ちょっと待って!」
慌ててうしろから抱き寄せると、体勢を崩して布団の上に転がった。
これでまた怒り出しそうなので、機転を利かせて脇の下をこちょこちょする。すると紅汰は楽しそうに笑い転げた。
改めて抱き上げて床に下ろし、小さな頭をするりと撫でる。
「ママは、さーちゃんを起こすね」
「あーいっ」
舌足らずの返事をして紅汰は元気よくリビングへ駆けていく。
1LDKの間取りはそう広くない。またどこかにぶつかって大きな痣を作らないといいけれど。
私にそっくりな顔を見つめながら、幸せな時間だなぁと胸が温かくなる。
自分のタイミングで起きられなかったせいか、紅汰は機嫌悪そうに口をへの字に曲げた。
朝からイヤイヤされるのは困る。
「こうくん、かにさんパンあるよ。食べようか」
こういうときのために隠してある、双子が好きな蟹の形をしたパンを出すことにする。
「うんっ」
さっきまでの不機嫌はどこへやら、勢いよく起き上がった紅汰はそのままの勢いでベッドから飛び降りようとした。
「ちょっと待って!」
慌ててうしろから抱き寄せると、体勢を崩して布団の上に転がった。
これでまた怒り出しそうなので、機転を利かせて脇の下をこちょこちょする。すると紅汰は楽しそうに笑い転げた。
改めて抱き上げて床に下ろし、小さな頭をするりと撫でる。
「ママは、さーちゃんを起こすね」
「あーいっ」
舌足らずの返事をして紅汰は元気よくリビングへ駆けていく。
1LDKの間取りはそう広くない。またどこかにぶつかって大きな痣を作らないといいけれど。