迎えにきた強面消防士は双子とママに溺愛がダダ漏れです
そこに血の繋がりがあるからなのかという考えしか浮かばず、胸を締めつける痛みで呼吸が浅くなる。
「お待たせ。どうしたの?」
振り向いたふたりの顔はそっくりで、この場にいる誰もが親子だと疑わないはずだ。
「犬を見たいって言うからさ」
近くで白くてふわふわの中型犬が散歩している。生まれたときから猫と生活しているおかげか、紅汰と桜子は動物への恐怖心がない。
「わんわん好きだもんね」
マンションはペット飼育可能の物件なので犬とすれ違うことも多く、紅汰はその度に触りたがる。
「抱っこしているのは、どうして? なにかあった?」
橙吾さんはきょとんとする。
「え、いや、子どもだから」
橙吾さんの周りには小さな子がいないのかもしれない。トイレに一秒でも早く辿り着きたかったから、私も桜子を抱っこしていたもんね。
「お待たせ。どうしたの?」
振り向いたふたりの顔はそっくりで、この場にいる誰もが親子だと疑わないはずだ。
「犬を見たいって言うからさ」
近くで白くてふわふわの中型犬が散歩している。生まれたときから猫と生活しているおかげか、紅汰と桜子は動物への恐怖心がない。
「わんわん好きだもんね」
マンションはペット飼育可能の物件なので犬とすれ違うことも多く、紅汰はその度に触りたがる。
「抱っこしているのは、どうして? なにかあった?」
橙吾さんはきょとんとする。
「え、いや、子どもだから」
橙吾さんの周りには小さな子がいないのかもしれない。トイレに一秒でも早く辿り着きたかったから、私も桜子を抱っこしていたもんね。