迎えにきた強面消防士は双子とママに溺愛がダダ漏れです
「……いつもそうなの。他の子たちはその場で仲よくなって一緒に遊んだりするのに、紅汰はいつも遠くから眺めているだけ。滑り台とかでうしろから誰か来たら、せっかく並んでいても逃げ出しちゃう」
「早苗さんには相談した?」
「人見知りしているんじゃないかって。でも桜子は普通に遊べるの」
これまでひとりで思い悩んでいたのか。真剣に子どもたちと向き合っているからこその悩みだし、ひたむきな姿に胸を打たれる。
いつの間にか桜子は階段を上り、小さな滑り台の順番待ちをしている。
「俺の見解だけどさ、紅汰は慎重なんだよ」
そばのベンチが空いたので桃花の手を取って誘導する。話に集中しているからか、とくに嫌な顔をされたりしなかった。
遊具の周囲をうろうろしていた紅汰がようやく階段を上り、回転するハンドルを手に取って遊び始める。
「頭がいいと思う。どうやって遊ぶのかを見て学んでから、実践に移しているわけだから。心配しなくて大丈夫。むしろ長所だ」
安心させたくて桃花の背中を撫でる。すると桃花は口をへの字にして、瞳に涙を溜めた。今にも零れ落ちそうになるのを必死で堪えている。
「早苗さんには相談した?」
「人見知りしているんじゃないかって。でも桜子は普通に遊べるの」
これまでひとりで思い悩んでいたのか。真剣に子どもたちと向き合っているからこその悩みだし、ひたむきな姿に胸を打たれる。
いつの間にか桜子は階段を上り、小さな滑り台の順番待ちをしている。
「俺の見解だけどさ、紅汰は慎重なんだよ」
そばのベンチが空いたので桃花の手を取って誘導する。話に集中しているからか、とくに嫌な顔をされたりしなかった。
遊具の周囲をうろうろしていた紅汰がようやく階段を上り、回転するハンドルを手に取って遊び始める。
「頭がいいと思う。どうやって遊ぶのかを見て学んでから、実践に移しているわけだから。心配しなくて大丈夫。むしろ長所だ」
安心させたくて桃花の背中を撫でる。すると桃花は口をへの字にして、瞳に涙を溜めた。今にも零れ落ちそうになるのを必死で堪えている。