迎えにきた強面消防士は双子とママに溺愛がダダ漏れです
「みなさん落ち着いてください! 係員の指示に従って、避難してください!」
聞こえてきた大声に顔を上げる。
よかった、誘導してもらえる。
動揺して自分ひとりでは行動できずにいたが、係員がいるならなんとか避難できる。
「ママがついているからね。大丈夫だよ。頑張って歩こうね」
双子に声を掛けたが、私が狼狽えたせいかふたりは泣き止まない。それでも歩くしかないので、周りの人間に押し流されながらも少しずつ避難経路を進んでいく。
なんだか熱い。呼吸もしづらいし……。
抱いた違和感の原因はすぐに判明した。これから進むべき道で炎が上がり、凄まじい音を立てながらすべてを焼き尽くそうと赤色が揺らめいている。
「きゃー!」
「逃げろ! また爆発するぞ!」
人々があらゆる方向へ走っていく。
いったいどこに向かえばいいというのか。小さなふたりを抱えては簡単に動けない。
聞こえてきた大声に顔を上げる。
よかった、誘導してもらえる。
動揺して自分ひとりでは行動できずにいたが、係員がいるならなんとか避難できる。
「ママがついているからね。大丈夫だよ。頑張って歩こうね」
双子に声を掛けたが、私が狼狽えたせいかふたりは泣き止まない。それでも歩くしかないので、周りの人間に押し流されながらも少しずつ避難経路を進んでいく。
なんだか熱い。呼吸もしづらいし……。
抱いた違和感の原因はすぐに判明した。これから進むべき道で炎が上がり、凄まじい音を立てながらすべてを焼き尽くそうと赤色が揺らめいている。
「きゃー!」
「逃げろ! また爆発するぞ!」
人々があらゆる方向へ走っていく。
いったいどこに向かえばいいというのか。小さなふたりを抱えては簡単に動けない。