幽霊姫は止まれない!
昨日は偶然近くを通っただけの騎士に渡したが、今日は昨日渡した騎士を探して渡した。別に彼に差し入れをどうしてもしたいというわけではもちろんないのだが、今日は差し入れを見てどんな反応するのかが見たかったのだ。
(今日は昨日とラインナップ、変えて貰ったのよね)
彼にドキドキしているわけでは決してないが、反応が知りたくて心臓が高鳴る。
相変わらず私へはそっけない態度だが、今日の差し入れには彼が笑顔を振りまくのだろうか。そう思うと少し緊張し、気付けば私はゴクリ喉を鳴らしていた。
そしてその結果、彼は無反応だった。
その事実に苛立ちが募る。
「なんなのよ!」
「え、イェッタどうかした?」
思わず声を荒げた私に驚いた様子の友人。彼女に「なんでもない」と伝え、微笑みで誤魔化したが内心ははらわたが煮えくり返るようだ。
人の差し入れに無反応! 私にそっけないのも腹立たしのに、差し入れまで気に食わないのかと思った。
それから色んなものを差し入れた。
高級な食材を使ったサンドイッチや、珍味の類。もちろん甘いものを差し入れたこともあるし、ほぼ嫌がらせのような辛さに特化したものも差し入れた。
(今日は昨日とラインナップ、変えて貰ったのよね)
彼にドキドキしているわけでは決してないが、反応が知りたくて心臓が高鳴る。
相変わらず私へはそっけない態度だが、今日の差し入れには彼が笑顔を振りまくのだろうか。そう思うと少し緊張し、気付けば私はゴクリ喉を鳴らしていた。
そしてその結果、彼は無反応だった。
その事実に苛立ちが募る。
「なんなのよ!」
「え、イェッタどうかした?」
思わず声を荒げた私に驚いた様子の友人。彼女に「なんでもない」と伝え、微笑みで誤魔化したが内心ははらわたが煮えくり返るようだ。
人の差し入れに無反応! 私にそっけないのも腹立たしのに、差し入れまで気に食わないのかと思った。
それから色んなものを差し入れた。
高級な食材を使ったサンドイッチや、珍味の類。もちろん甘いものを差し入れたこともあるし、ほぼ嫌がらせのような辛さに特化したものも差し入れた。