幽霊姫は止まれない!
「私の食べさしだけどいいわよね? はい、あーん」
「あーん!? しかも口をつけた側、だと……!?」
 手に持っていたサンドイッチを差し出すと、さっきまで顔色を青くしていたオスキャルの頬が一気に赤らんだ。

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