幽霊姫は止まれない!
見落とさないようオスキャルと一緒に何枚か捲ったその先に描かれていたのは、美しい金糸の髪に真っ赤な目をした娼婦だった。
そして二人同時にその似顔絵を指さす。
「おや。お好みがご一緒だったのですね。なるほど、それは三人で楽しみたくなるというものです」
何かに納得したようにうなずく店員に私も曖昧に頷いていると、オスキャルがその店員に金貨の入った袋を手渡した。
「料金はこれで」
その中身を確認し、すぐに懐へと片付けた店員がにこやかに奥の一室を指さす。
「ご希望の吸血鬼は、あの部屋にございます」
「ありがと」
(さぁ、一体ちゅうちゅうの正体がどんなプレイなのか……じゃなくて、聖女の正体が何なのか! 確かめさせて貰うわよ!)
私は短くお礼をいい、そう決意してオスキャルと共に教えられた部屋へと向かったのだった。
そして二人同時にその似顔絵を指さす。
「おや。お好みがご一緒だったのですね。なるほど、それは三人で楽しみたくなるというものです」
何かに納得したようにうなずく店員に私も曖昧に頷いていると、オスキャルがその店員に金貨の入った袋を手渡した。
「料金はこれで」
その中身を確認し、すぐに懐へと片付けた店員がにこやかに奥の一室を指さす。
「ご希望の吸血鬼は、あの部屋にございます」
「ありがと」
(さぁ、一体ちゅうちゅうの正体がどんなプレイなのか……じゃなくて、聖女の正体が何なのか! 確かめさせて貰うわよ!)
私は短くお礼をいい、そう決意してオスキャルと共に教えられた部屋へと向かったのだった。