幽霊姫は止まれない!
「じゃ、説明も一通りしたし、そろそろプレイする?」
そういった彼女は、さっきまでのどこか冷めたような表情を一気に強張らせ、恐怖で強張ったような仕草をする。組んでいた足をどちらもベッドへあげながらさりげなく太股を露出するテクニックについ感心していると、オスキャルに思い切り頬をつねられた。
「まさか、ですよね」
「え」
じとっとした視線を向けられ、苦笑する。
流石の私も本当にちゅうちゅうするつもりはない。興味がないとは言わないけれど。
(新たな扉を開いてる場合じゃないものね)
ゴホンと咳払いした私は、恐怖に慄く表情をした聖女へと一歩近付きながら両腕を腰に当てて仁王立ちをし、にこりと笑顔を作る。そして、黒色の偽髪をバッと外すと、中から王族特有の淡いピンクの長い髪が露になった。
その髪を見て、驚いた表情を作ったいた彼女が本当に固まる。
「ちゅうちゅうが気にならないと言えば嘘なんだけど!」
「やめてください、そんなことを宣言するの!」
「でも抱く器官がないのよ! だって私、女だものっ」
「あー、俺もです。あ、いや俺は女性ではないんですけど」
そういった彼女は、さっきまでのどこか冷めたような表情を一気に強張らせ、恐怖で強張ったような仕草をする。組んでいた足をどちらもベッドへあげながらさりげなく太股を露出するテクニックについ感心していると、オスキャルに思い切り頬をつねられた。
「まさか、ですよね」
「え」
じとっとした視線を向けられ、苦笑する。
流石の私も本当にちゅうちゅうするつもりはない。興味がないとは言わないけれど。
(新たな扉を開いてる場合じゃないものね)
ゴホンと咳払いした私は、恐怖に慄く表情をした聖女へと一歩近付きながら両腕を腰に当てて仁王立ちをし、にこりと笑顔を作る。そして、黒色の偽髪をバッと外すと、中から王族特有の淡いピンクの長い髪が露になった。
その髪を見て、驚いた表情を作ったいた彼女が本当に固まる。
「ちゅうちゅうが気にならないと言えば嘘なんだけど!」
「やめてください、そんなことを宣言するの!」
「でも抱く器官がないのよ! だって私、女だものっ」
「あー、俺もです。あ、いや俺は女性ではないんですけど」