幽霊姫は止まれない!
「貴方、めちゃくちゃ強い騎士なんでしょ。引きこもりの幽霊姫の側にいるって聞いてたから会えないと思ってたけど、こうやって会えたなら王太子じゃなくて貴方でもいいわ、お願い、助けて欲しいの」
「助けてって、言われましても」
「そうでないと三ヶ月後に、この国は流行り病で大量の犠牲者を出しちゃうわ!」
「流行り病……!?」
それは様々な予想を当てた、冴え渡った今回の私たちですら想像できなかった、『三ヶ月後に起こる災厄』のその正体に、私はただただ絶句するのだった。
「助けてって、言われましても」
「そうでないと三ヶ月後に、この国は流行り病で大量の犠牲者を出しちゃうわ!」
「流行り病……!?」
それは様々な予想を当てた、冴え渡った今回の私たちですら想像できなかった、『三ヶ月後に起こる災厄』のその正体に、私はただただ絶句するのだった。