素直と天然と少しの頑固を加えて
克の気持ち
紗依との久しぶりのデート。
張り切って出張先から直帰でやって来た。
早く着きすぎたのは良いが、紗依の同期の鈴木さんが定時と同時に降りてきた。
「高木君~、久しぶり!」
俺は臭いの記憶があるけど、面接以来だし、ほとんど話してないのに良く覚えてるな。
「橘樹さんを待ってるの?彼女、仕事遅いからまだかかると思うよ。お茶して待たない?」
紗依を待ってるのを如何して判る?
「でも、高木君のタイプって、橘樹さんじゃ無いのに不思議!この前見ちゃった、高木君と女の子があるいてるとこ」
誰のこと?
「なんか、お化粧バッチリの人。綺麗だったけど…、橘樹さんじゃなかったよね」
どこで?
「駅前の新しいカフェできたでしょ、可愛いとこ」
あっ、2階の空中店舗をりんりんと見に行った。
女の子の意見を聞きたいと増田さんが言って。
ただ増田さんもいたはずなのに。
「黙っててあげる。その代わりまたお茶でも誘って!」
紗依が出てきたのを見たからか、手を振って帰っていった。
張り切って出張先から直帰でやって来た。
早く着きすぎたのは良いが、紗依の同期の鈴木さんが定時と同時に降りてきた。
「高木君~、久しぶり!」
俺は臭いの記憶があるけど、面接以来だし、ほとんど話してないのに良く覚えてるな。
「橘樹さんを待ってるの?彼女、仕事遅いからまだかかると思うよ。お茶して待たない?」
紗依を待ってるのを如何して判る?
「でも、高木君のタイプって、橘樹さんじゃ無いのに不思議!この前見ちゃった、高木君と女の子があるいてるとこ」
誰のこと?
「なんか、お化粧バッチリの人。綺麗だったけど…、橘樹さんじゃなかったよね」
どこで?
「駅前の新しいカフェできたでしょ、可愛いとこ」
あっ、2階の空中店舗をりんりんと見に行った。
女の子の意見を聞きたいと増田さんが言って。
ただ増田さんもいたはずなのに。
「黙っててあげる。その代わりまたお茶でも誘って!」
紗依が出てきたのを見たからか、手を振って帰っていった。