ゲーム課金と不運な私

新たな人物と学校

朝　それは私が嫌いなランキング見事1位だったが転生してからは仕事がないので楽々起きれる。「これでご飯の質もよければねー」
ちなみに、私の容姿は青寄りの黒の様な色の髪で長く、ロングヘアと言うのだろうか、瞳はピンク　我ながらいい転生先に行ったと思う。
……私は気づきたくなかった。人生二度目の学校があるということに。
「っっっくー、どうして転生してまた学校に行かなきゃいけないのー」
それは、手紙が届いた日

　　　ラバリーさんへ（私の名前）
いい加減学校に来るんじゃ
ふぉふぉ
　　　　　　校長より
「もー学校に行かなきゃいけないじゃん」
そして私は学校へと向かった。異世界なので歩くだけでも楽しい。【ザワザワ】『可愛い』『やっぱり美しい』皆んながこちらを見て何かを言っている。自分の教室にいくと、友達らしき人がいた「こっちこっち！」手を振っている。私が席に着き、友達と話していると何やら美しい男性が入ってきた。そしてこちらに向かって「こんにちは」と礼儀正しい挨拶をした。「今日も可愛いね」私はその男性の行動にゾワっとし逃げ出してしまった。「はぁーゾワっとしたー」
突然のことだった【ウォンウォン侵入者発見侵入者発見】し、侵入者？異世界でもいるの？どど、どうしよー「はっ『さすまた』そうだ、それを使えば取り押さえることができるかも。あーでも異世界にはな…」私が視線を移した場所には『さすまた』が「あった！」（あ、あるんだ）よし！これで
あれ？なんだか刃物を持った怪しい人が近づいてくる。「こ、こないで〜」そうだ、さすまたがあったからと言って私が取り押さえることが出来なかったらダメなんだ。
「クッこうなりゃ本気でいくぞー」さすまたが怪しい男にハマりそうだったそのとき、
スッと避けられた。イラッときた。朝の手紙から変な美貌男子から、侵入者まで。
「どこまでやりゃー気が済むんだよー」私が勢いよくさすまたを振り回したそのとき、怪しい男のお腹にヒットした。怪しい男は野球の球の様にものすごい速さで飛んで行った。
多分1000mくらい　「よしっ」
「ぷ、あははは君面白いね」さっきの美貌男子だ、「君、テンセイ？してきたんだって？ジェリから聞いたよ」「え？聞いた？」それって言っていい系だったの？
　このあと私は今までのことをこの人に全部話した。
「ということがありました」彼は真剣に聞いてくれた。意外といい人なのかもしれない。一部問題有りだけど、彼は転生前から私のことが好きらしく、毎日告白していたけど私（ラバリー）は一切振り向かなかった。そして、彼は【皇子】らしい。この事実には私もびっくりした。
教室に戻ると友達らしき人（名前はカビらしい。）にどうして彼の告白を断っていたのか理由を忘れたという設定で聞いた。「え？戦場で人をズバズバ切る皇子だからって言ってなかった？ラバリーって心が綺麗だよねー。平民だから？」そ、そういえば家は平凡だったなー私は平民かー　え？平民？平民で入学って普通主人公じゃない？でも漫画では一切私についてふれていなかった。（ま、いいかそのうちわかるよ。）
帰り道　「【皇子】か〜、私が好きなのはツンデレのバドゥ様なんだよなー【皇子】なんて名前なんだろ。」「ザイル•グラバーだよ❤︎」うわっまたあの皇子が来た。「ははっ今うげって思ったでしょ、そ•れ•よ•り〜ザイルって呼んで！」はぁ、この時の私は思ったことがポロッと口から出てしまった。「言い方キッモ」
（はっ！？い、言ってしまった（汗）嗚呼私の人生もここまでか…）
すると、ザイルは思わぬ行動をとった。