パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
「いすみ、おはよー!」
「おはよう」
玄関の鍵をかけていると、運転席から降りてきた伊澄さんに子どもたちが駆け寄った。今日の彼は、ジーンズにジャケット姿で、サングラスをかけている。
「千愛里も、おはよう」
そう言ってこちらに笑いかける顔があの頃と同じで、私の胸はきゅっと苦しくなった。
先ほど、伊澄ジュニアを目にしてしまったせいだ。
「瑞月、琉星。先にお車に乗せてもらおうね」
彼との過去を思い出してはいけないと、慌てて子どもたちに声をかけた。
すると、伊澄さんは得意げに車の後部扉を開く。
「瑞月ちゃんと琉星くんは、ここだ」
そこには、チャイルドシートがふたつ、取り付けられていた。
「これ……」
驚き目をまたたかせていると、伊澄さんは私にくすりと笑う。
「知り合いに譲ってもらったんだ」
伊澄さんはそう言うと、「みづきのせき!」と声を弾ませる瑞月をひょいと抱き上げ、チャイルドシートに乗せてくれた。
「おはよう」
玄関の鍵をかけていると、運転席から降りてきた伊澄さんに子どもたちが駆け寄った。今日の彼は、ジーンズにジャケット姿で、サングラスをかけている。
「千愛里も、おはよう」
そう言ってこちらに笑いかける顔があの頃と同じで、私の胸はきゅっと苦しくなった。
先ほど、伊澄ジュニアを目にしてしまったせいだ。
「瑞月、琉星。先にお車に乗せてもらおうね」
彼との過去を思い出してはいけないと、慌てて子どもたちに声をかけた。
すると、伊澄さんは得意げに車の後部扉を開く。
「瑞月ちゃんと琉星くんは、ここだ」
そこには、チャイルドシートがふたつ、取り付けられていた。
「これ……」
驚き目をまたたかせていると、伊澄さんは私にくすりと笑う。
「知り合いに譲ってもらったんだ」
伊澄さんはそう言うと、「みづきのせき!」と声を弾ませる瑞月をひょいと抱き上げ、チャイルドシートに乗せてくれた。