パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
「今日もこのメモで、フライト頑張れそうだよ」
「それは良かったです」
相変わらずチャラいなあ、と思いながら、手元のパソコンに目線を移した時、いつもの声が横から飛んできた。
「羽田に来る気になった?」
振り向くと、丸部キャプテンはにこにこしながらこちらを見ている。
「ですから、私は羽田には――」
言いかけて、止めてしまった。
伊澄さんの負担にならないように、この場所を離れるという選択肢もあると気づいてしまったのだ。
「お、脈あり?」
丸部キャプテンがそう言って、意味深に笑う。
お世話になった黒木さんや大雅、由芽さんを裏切ることになるかもしれない。だけど、伊澄さんの迷惑にならないためには、ここを離れてひとりで――子どもたちと三人で、生きていく選択肢もあるのだ。
「考えておきます」
私がそう言うと、彼はなぜか複雑そうな顔をしてブリーフィングに行ってしまった。
「それは良かったです」
相変わらずチャラいなあ、と思いながら、手元のパソコンに目線を移した時、いつもの声が横から飛んできた。
「羽田に来る気になった?」
振り向くと、丸部キャプテンはにこにこしながらこちらを見ている。
「ですから、私は羽田には――」
言いかけて、止めてしまった。
伊澄さんの負担にならないように、この場所を離れるという選択肢もあると気づいてしまったのだ。
「お、脈あり?」
丸部キャプテンがそう言って、意味深に笑う。
お世話になった黒木さんや大雅、由芽さんを裏切ることになるかもしれない。だけど、伊澄さんの迷惑にならないためには、ここを離れてひとりで――子どもたちと三人で、生きていく選択肢もあるのだ。
「考えておきます」
私がそう言うと、彼はなぜか複雑そうな顔をしてブリーフィングに行ってしまった。