パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
瑞月は伊澄さんが来てくれたことに笑顔になる。
階段を一番下まで駆け下りると、そのまま彼のもとへと走ってゆく。
伊澄さんは無事、瑞月を受け止めてくれた。
それに安堵し立ち止まってしまうと、今度は琉星が体をねじって私の抱っこから下りようとする。
仕方なく下ろしてやると、琉星も伊澄さんへと駆けてゆく。
「でんしゃのったの!」
「しんかんせんも!」
口々にそう言う子どもたちに、伊澄さんは笑顔を浮かべしゃがみ込む。それから優しく、ふたりの頭を撫でてくれた。
私は子どもたちの後方で、慌てて口を開いた。
「すみません、お邪魔してしまいましたよね」
言いながら、カフェのテラス席にいる楠木さんを見る。
彼女は『邪魔です』と言いたげに、眉根を寄せていた。彼女にもお詫びの気持ちを込めて、ぺこりと頭を下げる。
しかし、伊澄さんは毅然として言った。
「邪魔なわけないだろう。千愛里たちを、待っていたんだから」
階段を一番下まで駆け下りると、そのまま彼のもとへと走ってゆく。
伊澄さんは無事、瑞月を受け止めてくれた。
それに安堵し立ち止まってしまうと、今度は琉星が体をねじって私の抱っこから下りようとする。
仕方なく下ろしてやると、琉星も伊澄さんへと駆けてゆく。
「でんしゃのったの!」
「しんかんせんも!」
口々にそう言う子どもたちに、伊澄さんは笑顔を浮かべしゃがみ込む。それから優しく、ふたりの頭を撫でてくれた。
私は子どもたちの後方で、慌てて口を開いた。
「すみません、お邪魔してしまいましたよね」
言いながら、カフェのテラス席にいる楠木さんを見る。
彼女は『邪魔です』と言いたげに、眉根を寄せていた。彼女にもお詫びの気持ちを込めて、ぺこりと頭を下げる。
しかし、伊澄さんは毅然として言った。
「邪魔なわけないだろう。千愛里たちを、待っていたんだから」