パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
 彼がイーグルライダーとしてこの空を駆け巡っている様子を想像する。
 大空を独り占めしながら飛ぶ彼は、やっぱりかっこいい。

 思わずにまにましながら見上げた彼は、館内をぐるりと見回していた。

「君が乗るなら、どれに乗りたい? 小型機? ヘリコプターも楽しそうだ」

 彼は言いながら、館内の飛行機たちを見る。だけど、もし乗ることが叶うなら、私が乗りたいのはひとつだ。

「やっぱり、戦闘機ですかね」

 思わず、口から飛び出してしまった。

『空を独り占めしているみたいだ』

 前に彼が言ったその言葉のおかげで、私は戦闘機が好きになった。

「空へと高く飛んで行くイーグルを見ていると、私も自由に空を飛べたらいいなって思います。この間ブルーインパルスを見て、改めてそう思いました」

 私は言いながら、窓の向こうの空を見つめた。暗くなりかけているけれど、あの空を自由に飛べたら、どんなに気持ちがいいだろう。
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