パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
「どうしたんですか?」
伊澄の視線に気づいたのか、楠木が振り返った。
「なんでもない」
伊澄はそう答えたが、楠木ははしごを下りて伊澄の前にやってきた。
「おかしいですよ、空賀三佐」
「いつも通りだろう」
訝しげな視線を向けられ、伊澄は慌てて王子様然とした笑みを浮かべる。しかし楠木はむすっとして、ぽつりとこぼした。
「帆風さんに、惑わされないでください」
「は?」
伊澄の声色が変わる。楠木はたまらず彼を見上げ、告げた。
「あの人のために、空を飛ぶのを辞めるとか言わないでください。あなたは空自に必要な人。国防に必要な人なんですから」
涙目でそう告げられ、伊澄は笑みをしまい込んだ。
彼女はどこからか、自分が辞めようとしていることを聞いたのだろう。
伊澄の視線に気づいたのか、楠木が振り返った。
「なんでもない」
伊澄はそう答えたが、楠木ははしごを下りて伊澄の前にやってきた。
「おかしいですよ、空賀三佐」
「いつも通りだろう」
訝しげな視線を向けられ、伊澄は慌てて王子様然とした笑みを浮かべる。しかし楠木はむすっとして、ぽつりとこぼした。
「帆風さんに、惑わされないでください」
「は?」
伊澄の声色が変わる。楠木はたまらず彼を見上げ、告げた。
「あの人のために、空を飛ぶのを辞めるとか言わないでください。あなたは空自に必要な人。国防に必要な人なんですから」
涙目でそう告げられ、伊澄は笑みをしまい込んだ。
彼女はどこからか、自分が辞めようとしていることを聞いたのだろう。