パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
「やっぱり帆風さんだ! それにオージさんも」
彼女は私たちに駆け寄ると、伊澄さんに手を引かれたふたりを見て目をしばたたいた。
「そっか、おふたりは……ふふ、良かったです」
彼女は色々と私たちのことを察したらしく、微笑んでくれる。すると不意に、瑞月が私を見上げて言った。
「いすみは、おうじさまなの?」
「え?」
きょとんとしてしまうと、瑞月は続ける。
「だって、あのおねえさんが、〝おーじさん〟って」
しかし私がなにも答えないうちに、琉星が展示場の中を見て目を輝かせた。
「ママ、ひこうき、いっぱい!」
「すごーい!」
声をあげた琉星につられ、瑞月はそちらに走っていってしまう。琉星も瑞月について走っていくから、私と伊澄さんは元同僚に軽く頭を下げ、慌ててふたりを追いかけた。
子どもたちはしばらく色々な航空機を見ながらはしゃいでいたけれど、今は疲れたのかキッズスペースに入り、塗り絵にいそしんでいる。
彼女は私たちに駆け寄ると、伊澄さんに手を引かれたふたりを見て目をしばたたいた。
「そっか、おふたりは……ふふ、良かったです」
彼女は色々と私たちのことを察したらしく、微笑んでくれる。すると不意に、瑞月が私を見上げて言った。
「いすみは、おうじさまなの?」
「え?」
きょとんとしてしまうと、瑞月は続ける。
「だって、あのおねえさんが、〝おーじさん〟って」
しかし私がなにも答えないうちに、琉星が展示場の中を見て目を輝かせた。
「ママ、ひこうき、いっぱい!」
「すごーい!」
声をあげた琉星につられ、瑞月はそちらに走っていってしまう。琉星も瑞月について走っていくから、私と伊澄さんは元同僚に軽く頭を下げ、慌ててふたりを追いかけた。
子どもたちはしばらく色々な航空機を見ながらはしゃいでいたけれど、今は疲れたのかキッズスペースに入り、塗り絵にいそしんでいる。