パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
すると彼は抱擁を解いた。そして、部屋の隅の方へ行ってしまう。
やっぱり、なにか間違っていたのだろうか。急に不安になり、顔を伏せてしまう。
「千愛里」
突然、頭上から優しい声が降ってきた。こちらに戻ってきた彼が、私を見下ろしていた。
その手には、茶色い小さな箱が握られている。
思わずきょとんと、その箱と伊澄さんを交互に見てしまう。
彼は一度くすりと優しく笑い、私の前にひざまずいた。
「俺は今、千愛里といれてとても幸せだ。千愛里に会うたびに、頑張ろうと思える。千愛里と一緒にいるだけで、いつもやる気をもらってる」
伊澄さんはそこまで言うと、箱の蓋を開いた。
「アラスカから戻ったら、俺の奥さんになって欲しい。千愛里と家族になれたら、俺はたまらなく幸せになれるから」
箱の中に収められていたのは、飛行機が象られたプラチナのペアリングだった。
ひとつは華奢なリングで、飛行機の翼の部分に小さなダイヤが埋め込まれている。もうひとつは太く、飛行機型にくり抜かれたデザインだ。
やっぱり、なにか間違っていたのだろうか。急に不安になり、顔を伏せてしまう。
「千愛里」
突然、頭上から優しい声が降ってきた。こちらに戻ってきた彼が、私を見下ろしていた。
その手には、茶色い小さな箱が握られている。
思わずきょとんと、その箱と伊澄さんを交互に見てしまう。
彼は一度くすりと優しく笑い、私の前にひざまずいた。
「俺は今、千愛里といれてとても幸せだ。千愛里に会うたびに、頑張ろうと思える。千愛里と一緒にいるだけで、いつもやる気をもらってる」
伊澄さんはそこまで言うと、箱の蓋を開いた。
「アラスカから戻ったら、俺の奥さんになって欲しい。千愛里と家族になれたら、俺はたまらなく幸せになれるから」
箱の中に収められていたのは、飛行機が象られたプラチナのペアリングだった。
ひとつは華奢なリングで、飛行機の翼の部分に小さなダイヤが埋め込まれている。もうひとつは太く、飛行機型にくり抜かれたデザインだ。