いきなり三つ子パパになったのに、エリート外交官は溺愛も抜かりない!

「裕斗さんが大好き」

 いつも恥ずかしがったり照れたり困るのは麻衣子。けれど今日は受け身な姿勢を変えてみた。すると裕斗は目を見開きそれから視線をそらしてしまった。

「麻衣子、それは反則だ」
「どうして?」

 本心を言っただけなのに。

「照れるだろ?」

 裕斗は言葉の通り、珍しく恥ずかしがっている。

 形成逆転したような気になって、麻衣子は笑顔になった。

 でもそれは一瞬のこと。裕斗は不適に笑うと、麻衣子の手をシーツに抑えつけた。

「えっ?」
「最高に嬉しいことを言ってくれたんだ。今夜は眠れると思うなよ」

 裕斗の瞳が獰猛さを帯びたような気がした。

「あのっ……んっ!」

 いきなり激しく口づけされて、麻衣子は目を見開いた。

 どうやら彼に火をつけてしまったみたいだ。

 彼はもう知り尽くした麻衣子の体を、巧みに溶かしていく。

「あっ!……やあっ!」

 すっかり潤っている中に、裕斗のものが入ってくる。

 その深い衝撃に麻衣子はのけぞり声を上げた。
 水音を立てながらの律動が始まる。

 麻衣子は目を閉じて、裕斗の首に腕を回して縋りついた。

「あっ、あっ!」

 愛しい人のすべてを体中で感じる。

 その夜、裕斗は宣言通り、心ゆくまで麻衣子を抱いてから眠りについたのだった。
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