キミと桜を両手に持つ
「凛桜を探してる間、もし君に何かあったらって、もし君を失ってしまったらって考えると気が狂いそうだった。俺はもう君以外誰も愛することは出来ない。君を失うことは出来ない」
藤堂さんがそう切なく言うのを聞いて私も彼を強く抱きしめた。
「私も一樹さんを失いたくない」
「凛桜、大丈夫だよ。君が俺を失うことは絶対にない」
彼は唇を重ねると情熱的に何度もキスをした。私も背伸びをして彼の肩に腕を回すと頭を引き寄せて必死にキスを返す。
彼は深くキスをしながら私を壁に押し付けると、私の片足を持ち上げて腰を落とし一気に貫いてきた。
「ああっ……!」
彼の熱を直に中で感じでいつもより気持ち良くて声を抑える事が出来ない。付き合ってから彼に毎日抱かれるのでここ数ヶ月はピルを使っている。でもそれでも彼は一応ゴムを使っていたけど、今夜は初めて彼をそのまま受け入れる。
「君は誰のものだ?」
はぁっと興奮した溜息を漏らした彼が歯を食いしばりながら腰を振り出す。
「……一樹さんのもの……」
彼はもうとっくに私の全てを持っている。この体もこの心も、きっと私の魂までも。
「君は一生俺のものだ。一生側にいる。一生君を守る。だから凛桜が俺を失うことは絶対にないんだ」
彼は私の首筋に噛み付くように吸い付いては赤い所有印を散りばめていく。
バランスを崩さないようにと彼にしがみつくと、いきなり貪るようにキスをしながら腰を激しく振ってきた。彼の欲望が私の弱いところを何度も執拗にこすって、あまりの気持ちよさに啼きながら体を仰け反ってしまう。中が波打つようにうねっては彼に絡みついてきつく締め付ける。
「はぁッ……、凛桜、気持ちいいい……持っていかれそう」
彼は私の反対側の床についてる足も腕にかけると一気に私の体を持ち上げた。