大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
「……そうね」
そう呟くエレノアだが、それはあきらめと期待が混じるような微妙な声色だった。むしろエレノア自身に言い聞かせるような決意にもとれる。
「わかったわ。モリス、セシリアに魔法を教えていただけるかしら? セシリアはまだ特定の精霊とは契約をしていないのだけれど」
「まかせておきなさい」
モリスが胸を張って、とんと叩く。
「それから、モリスにはもう一つお願いしたいことがあるのですが」
「なに? もうエレノアのお願いごとならなんでもきいちゃう。あそこで君たちに出会わなかったら、私は野垂れ死ぬところだったよ。そういった意味では、エレノアたちは命の恩人だ」
おおげさね、と前置きをつけ、エレノアは凜とした声色で告げた。
「モリスにはさとうきび畑の管理をお願いしたいと思います」
「さとうきび畑の管理人?」
モリスが首を傾げる。
そう呟くエレノアだが、それはあきらめと期待が混じるような微妙な声色だった。むしろエレノア自身に言い聞かせるような決意にもとれる。
「わかったわ。モリス、セシリアに魔法を教えていただけるかしら? セシリアはまだ特定の精霊とは契約をしていないのだけれど」
「まかせておきなさい」
モリスが胸を張って、とんと叩く。
「それから、モリスにはもう一つお願いしたいことがあるのですが」
「なに? もうエレノアのお願いごとならなんでもきいちゃう。あそこで君たちに出会わなかったら、私は野垂れ死ぬところだったよ。そういった意味では、エレノアたちは命の恩人だ」
おおげさね、と前置きをつけ、エレノアは凜とした声色で告げた。
「モリスにはさとうきび畑の管理をお願いしたいと思います」
「さとうきび畑の管理人?」
モリスが首を傾げる。