大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
「ええ。といっても、たいしたことではありません。モリスは賢者様でしょ? だから、水や風、土の状態を確認してほしいのです」
その言葉でモリスも理解したらしい。
「まいったね、エレノアには。この私の力を畑の管理のために使うとはね。だけど、甘い調味料――砂糖は気に入った」
「もちろん、ただでとは言いません。三食昼寝付き。これは砂糖作りをしている子どもたちと同じ条件……あ、子どもたちには勉強もつきますが、モリスはどうしますか?」
「そうだね、勉強のかわりにもう1回、おやつをつけてもらおうかな」
そこでエレノアはぷっと噴き出した。モリスもはははは……と笑っている。だからセシリアも嬉しくなって、コーヒー牛乳をごくりと飲んだ。
朝食を終えたら、早速モリスにフェルトンの街を案内することにした。しかしエレノアは代表代理としての仕事が忙しいため、セシリアが案内役となる。もちろんアニーもついてきてくれるから、何も心配はないはず。
「なるほどね。エレノアがこの街の代表なのね」
「代理です。お父さまが代表です」
「だけど、この街を実際にまとめているのはエレノアでしょう? 代理なんて名前ばかりだよ。そんなの彼女の動きを見ていればわかる」
その言葉でモリスも理解したらしい。
「まいったね、エレノアには。この私の力を畑の管理のために使うとはね。だけど、甘い調味料――砂糖は気に入った」
「もちろん、ただでとは言いません。三食昼寝付き。これは砂糖作りをしている子どもたちと同じ条件……あ、子どもたちには勉強もつきますが、モリスはどうしますか?」
「そうだね、勉強のかわりにもう1回、おやつをつけてもらおうかな」
そこでエレノアはぷっと噴き出した。モリスもはははは……と笑っている。だからセシリアも嬉しくなって、コーヒー牛乳をごくりと飲んだ。
朝食を終えたら、早速モリスにフェルトンの街を案内することにした。しかしエレノアは代表代理としての仕事が忙しいため、セシリアが案内役となる。もちろんアニーもついてきてくれるから、何も心配はないはず。
「なるほどね。エレノアがこの街の代表なのね」
「代理です。お父さまが代表です」
「だけど、この街を実際にまとめているのはエレノアでしょう? 代理なんて名前ばかりだよ。そんなの彼女の動きを見ていればわかる」