大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
エレノアは早速、父親にその件を報告するために手紙を書いていた。公爵領の本領までは馬車で二時間。一日一往復する馬車――定期便を作った。人を乗せることもあるが、目的は物を行き来させること。その物には砂糖も含まれる。
そのためケアード公爵は、本領からフェルトンへ続く道を一番に整備させたのだ。
「モリスのことは、街のみんなになんて紹介すればいいですか? 賢者だって言ってもいいですか?」
これからモリスを現場につれていき、さとうきび畑の管理人として紹介するつもりだったが、『賢者』というのを公表していいのかどうかがわからなかった。
「う~ん。別に隠しているわけじゃないんだけどね。私がこんな感じだからさ、賢者って言っても誰も信じてくれないんだよね。ははは……」
だからロックウェルでも魔法の家庭教師という肩書きを使っていたそうだ。セシリアはささっとモリスの全身を見回す。
お仕着せ姿の彼女は、いたってどこにでもいる侍女だ。いや、ちょっと口調が軽くて態度の大きい侍女。
「では、モリスはセシリアの魔法の先生で、さとうきび畑の管理人って紹介します」
それが無難なところだろう。
そしてモリスをさとうきび畑へとつれていった。
そのためケアード公爵は、本領からフェルトンへ続く道を一番に整備させたのだ。
「モリスのことは、街のみんなになんて紹介すればいいですか? 賢者だって言ってもいいですか?」
これからモリスを現場につれていき、さとうきび畑の管理人として紹介するつもりだったが、『賢者』というのを公表していいのかどうかがわからなかった。
「う~ん。別に隠しているわけじゃないんだけどね。私がこんな感じだからさ、賢者って言っても誰も信じてくれないんだよね。ははは……」
だからロックウェルでも魔法の家庭教師という肩書きを使っていたそうだ。セシリアはささっとモリスの全身を見回す。
お仕着せ姿の彼女は、いたってどこにでもいる侍女だ。いや、ちょっと口調が軽くて態度の大きい侍女。
「では、モリスはセシリアの魔法の先生で、さとうきび畑の管理人って紹介します」
それが無難なところだろう。
そしてモリスをさとうきび畑へとつれていった。