大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
そこから少し歩けば、さとうきび畑に着く。
「うわぁ。これが本当にあの砂糖になるのか?」
シオンは驚きのあまりさとうきびを見上げている。
「見た目は本当に大きな草なんだな」
白い砂糖は、昨夜のうちにコンスタッドとシオンにも見せていた。
コンスタッドも砂糖という甘い調味料があることを知ってはいたようだが、実際に目をしたのは初めてとのこと。むしろロックウェルでも砂糖事業をやらないかと声をかけたのが、ケアード公爵なのだ。
理由はフェルトンの街から近いから。そして他国と連携することで、アッシュクロフ、ましてフェルトンの独占事業と見られるのを避けるためだ。コンスタッドを選んだのも、彼なら信頼できるというケアード公爵の直感のようなものだった。
だが国内外問わず、父親が信頼を寄せる人物は決して多くはない。
「シオンさま、シオンさまはこのさとうきびをこのくらいの大きさに切ることはできますか?」
セシリアが両手で二十センチほどの幅を示すと、シオンは「ん?」と片眉を上げた。
「さとうきびをシオンさまに食べてもらおうと思ったのですが……」
「うわぁ。これが本当にあの砂糖になるのか?」
シオンは驚きのあまりさとうきびを見上げている。
「見た目は本当に大きな草なんだな」
白い砂糖は、昨夜のうちにコンスタッドとシオンにも見せていた。
コンスタッドも砂糖という甘い調味料があることを知ってはいたようだが、実際に目をしたのは初めてとのこと。むしろロックウェルでも砂糖事業をやらないかと声をかけたのが、ケアード公爵なのだ。
理由はフェルトンの街から近いから。そして他国と連携することで、アッシュクロフ、ましてフェルトンの独占事業と見られるのを避けるためだ。コンスタッドを選んだのも、彼なら信頼できるというケアード公爵の直感のようなものだった。
だが国内外問わず、父親が信頼を寄せる人物は決して多くはない。
「シオンさま、シオンさまはこのさとうきびをこのくらいの大きさに切ることはできますか?」
セシリアが両手で二十センチほどの幅を示すと、シオンは「ん?」と片眉を上げた。
「さとうきびをシオンさまに食べてもらおうと思ったのですが……」