大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
「まぁ、やることはやってる。今回は、アッシュクロフの視察も兼ねてるから、仕事と言えば仕事だ。まぁ、王弟としての仕事か? あいつ、見た目と違って意外と自由に動けるんだよ」
だからコンスタッドの部下らしい騎士たちが、護衛という名目でぞろぞろついてきているのだろう。
「それよりも、どうしてシオンさままで?」
今の話を聞いたかぎりでは、コンスタッドはケアード公爵から提案された事業の件と、アッシュクロフの視察と、そういった目的があってここを訪れている。まだ十三歳のシオンがここに来た理由がわからない。しかも、コンスタッドの従者だと身分まで偽って。
「おれは……聖女に会いに来た」
危うく変な声が出そうになり、セシリアはそれを呑み込んだ。
「ほら、賢者のばばぁがアッシュクロフに行ったのが精霊の導きだとか? 聖女の誕生の気配がするとか、なんとか言ってたんだよ」
「だからモリスがここにいて驚いたんですね?」
「そうだ。てっきり聖女と一緒にいるものだと思っていた。もしかして、まだ聖女に会えてないのか? 聖女が見つかっていないとか?」
だからコンスタッドの部下らしい騎士たちが、護衛という名目でぞろぞろついてきているのだろう。
「それよりも、どうしてシオンさままで?」
今の話を聞いたかぎりでは、コンスタッドはケアード公爵から提案された事業の件と、アッシュクロフの視察と、そういった目的があってここを訪れている。まだ十三歳のシオンがここに来た理由がわからない。しかも、コンスタッドの従者だと身分まで偽って。
「おれは……聖女に会いに来た」
危うく変な声が出そうになり、セシリアはそれを呑み込んだ。
「ほら、賢者のばばぁがアッシュクロフに行ったのが精霊の導きだとか? 聖女の誕生の気配がするとか、なんとか言ってたんだよ」
「だからモリスがここにいて驚いたんですね?」
「そうだ。てっきり聖女と一緒にいるものだと思っていた。もしかして、まだ聖女に会えてないのか? 聖女が見つかっていないとか?」