大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
エレノアはにっこりと微笑む。
「セシリア。落ち着きなさい」
「落ち着けません、お姉さま」
先ほどから心はふわふわと浮いている。
「お姉さまがロックウェルに行くってどういうことですか?」
「どういうことって、そういうことね。ロックウェルで砂糖を作らせるのであれば、誰か指導者を派遣しなければならないでしょう? そう考えたときに、やはりわたくしが行って、事業の説明をしたうえで、作り方などを指導するのがいいのかなと思ったの」
その話を聞いたときのセシリアは、きっと間抜けな顔をしていたはずだ。口もぽかんと開けて、まばたきもしないくらいにエレノアを凝視していた。
カタン、と馬車が動き出す。それでも馬車の中は静まり返っていた。
「まぁ、かわいい顔が台なしよ?」
エレノアはいつもと変わらぬ口調で、セシリアの頬をなでる。
「お、お、お姉さまがロックウェルに行ったら、フェルトンはどうなるんですか!」
「セシリア。落ち着きなさい」
「落ち着けません、お姉さま」
先ほどから心はふわふわと浮いている。
「お姉さまがロックウェルに行くってどういうことですか?」
「どういうことって、そういうことね。ロックウェルで砂糖を作らせるのであれば、誰か指導者を派遣しなければならないでしょう? そう考えたときに、やはりわたくしが行って、事業の説明をしたうえで、作り方などを指導するのがいいのかなと思ったの」
その話を聞いたときのセシリアは、きっと間抜けな顔をしていたはずだ。口もぽかんと開けて、まばたきもしないくらいにエレノアを凝視していた。
カタン、と馬車が動き出す。それでも馬車の中は静まり返っていた。
「まぁ、かわいい顔が台なしよ?」
エレノアはいつもと変わらぬ口調で、セシリアの頬をなでる。
「お、お、お姉さまがロックウェルに行ったら、フェルトンはどうなるんですか!」