大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
それから数日後。父親たちが王都から戻ってきた。シオンもコンスタッドも、しばらくの間、領主館に滞在するとのことだった。
エレノアが小さく喜んだのをセシリアは見逃さなかった。エレノアは直接的なコンスタッドの求愛には素直になれないようだが、それでも彼を意識している。
(もしかして……お姉様ってツンデレでは?)
新たな姉の魅力に気づいてしまった。
「王城は大混乱だったよ」
夕食の席で父親がそう言った。
「ジェラルド殿下とイライザ殿の婚約もまとまっていなかったようですしね」
コンスタッドが会話の続きを奪う。
「それに、ジェラルド殿下もイライザ殿も、シオン殿下を本当に私の従者だと思っていたのには、笑いが込み上げてきましたよ。近隣諸国の王族の顔すら覚えていないような者が、国のトップにふさわしいとは思えませんがね。この国の行く末は、少し心配ですね」
ははっと笑ったコンスタッドは、そのままエレノアに視線を向けた。するとそれに答えるかのように、エレノアもにっこりと微笑む。
エレノアが小さく喜んだのをセシリアは見逃さなかった。エレノアは直接的なコンスタッドの求愛には素直になれないようだが、それでも彼を意識している。
(もしかして……お姉様ってツンデレでは?)
新たな姉の魅力に気づいてしまった。
「王城は大混乱だったよ」
夕食の席で父親がそう言った。
「ジェラルド殿下とイライザ殿の婚約もまとまっていなかったようですしね」
コンスタッドが会話の続きを奪う。
「それに、ジェラルド殿下もイライザ殿も、シオン殿下を本当に私の従者だと思っていたのには、笑いが込み上げてきましたよ。近隣諸国の王族の顔すら覚えていないような者が、国のトップにふさわしいとは思えませんがね。この国の行く末は、少し心配ですね」
ははっと笑ったコンスタッドは、そのままエレノアに視線を向けた。するとそれに答えるかのように、エレノアもにっこりと微笑む。