大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
街の入り口で馬車から降りた。
目の前には幅の広い一本道が真っすぐ伸びており、その先には他よりも一回りほど大きな建物が見える。あれが商会館である。そして一本道の両脇には、家々や店舗などが建ち並び、その建物の裏、少し離れた場所には畑が広がっていた。
大きな道は馬車や荷車も通れるようになっている。いたって普通の街であるのに、そこを行き交う人々の顔はどことなく曇って見えた。
店先で売り買いをする人もいれば、道を忙しなく歩く者もいる。
「あれは、教会かしら?」
エレノアの視線の先には、尖塔が見える。
「そうだろうね。あっちが商会館でその近くに教会があるという感じだな」
教会には人が集まる。何やらそれに、エレノアはピンときた様子。ほんのりと口角があがっていたのをセシリアは見逃さない。
「生活必需品を売るお店がほとんどね。やはり、お菓子やお茶などの嗜好品は扱っていないのね」
少しだけしょんもりとして母親が言う。
この街は貧しい。貧しいがために、人々の表情もどこか暗いのだ。
目の前には幅の広い一本道が真っすぐ伸びており、その先には他よりも一回りほど大きな建物が見える。あれが商会館である。そして一本道の両脇には、家々や店舗などが建ち並び、その建物の裏、少し離れた場所には畑が広がっていた。
大きな道は馬車や荷車も通れるようになっている。いたって普通の街であるのに、そこを行き交う人々の顔はどことなく曇って見えた。
店先で売り買いをする人もいれば、道を忙しなく歩く者もいる。
「あれは、教会かしら?」
エレノアの視線の先には、尖塔が見える。
「そうだろうね。あっちが商会館でその近くに教会があるという感じだな」
教会には人が集まる。何やらそれに、エレノアはピンときた様子。ほんのりと口角があがっていたのをセシリアは見逃さない。
「生活必需品を売るお店がほとんどね。やはり、お菓子やお茶などの嗜好品は扱っていないのね」
少しだけしょんもりとして母親が言う。
この街は貧しい。貧しいがために、人々の表情もどこか暗いのだ。