俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
次の日妖精の件を直談判する為、優依はなじみの社長の前に座っていた。

まえにバレリーナの本体を作ってくれたところで、仕事は確かで社長も人情家だ。

優依とも気が合って可愛がってもらっている。でも今は渋い顔をして

「いくら優依ちゃんの頼みでもなあ今から一カ月で三千個それも三色計九千だよね、まだ詳細もきまってないだろう?」

「詳細は一週間で何とかまとめます。
基本は前のバレリーナなんです。
だから相談に乗ってくださいよ~~」

こんどは泣き落としだ。

「本当に優依ちゃんには敵わないなあ。
それでどうしたいんだ。話してみて」

「う~ありがとうございます。
流石大木社長頼りになります」

「まだやるって言ってないよ。
話聞いてからだ」

そうはいっても、必ず何とかしてくれるのは分かっている。

そして、どうしたら少しでも早く仕上がって相手の希望に添えるのか一生懸命考えてくれて、大まかな見積もりも出してもらえた。

優依は大木社長に心からお礼を言って辞去した。

そして次は衣装を縫って本体につけてもらう縫製の方の工場に行って、同じことを繰り返した。

つまり泣き落としと価格もプラスした提案だ。

この社長はお金にシビアで日程が厳しくてもお金を上乗せすれば頑張ってくれる。

幸いにも前に妖精の衣装を作ったことがあって、羽根に関しても良い提案をしてもらえた。
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