俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
次の日、大木社長にあって研吾も大木社長も意気投合して二人で熱く語り合っていた。

白の妖精の瞳の色は薄いブラウンになった。後は緑とピンクの妖精なのでその色もサンプルを見せてもらって決めてくれた。

顔もたくさんのサンプルを見ながら三人でああでもないこうでもないと言いながら、何とか一つに絞ることができた。

イメージはピーターパンに出てくるテインカーベルが三人の共通の認識だった。

妖精と言えばテインカーベルくらいしか三人とも思い浮かばなくて、皆で携帯で妖精の検索をした。

テインカーベルはそのまま真似る事はできないので髪型を変えて前に作ったバレリーナのフィギュアの顔を使って笑顔の妖精にするという事になった。

目を印象的にしたい優依はなるべく目の描ける部分が大きめのサンプルを選んで大木社長に目の描きこみを大きくしてほしいと言った。

大木社長は三色の人形を一体ずつサンプルを何とか作ってくれると言ってくれて、本当に助かった。

やはり見本がないと衣装の打ち合わせにも困るし、研吾も色を確認したいはずなので大木社長には感謝しかない。

一週間後サンプルをもらって、それを研吾に確認してもらってOKが出れば本体はすぐに作り出してもらう。

このタイミングでOKが出れば本体は何とか間に合いそうだ

そして優依はそのサンプルをもって衣装の打ち合わせに縫製工場に行くことになっている。

後は衣装を作るのに布をカットしたり羽の部分は先に作っておけるので、本体ができるまでに先に作っておける所は始めてもらえば、後は比較的早く仕上がるだろう。

そして、このタイミングで今度は妖精の男の子は出来ないかなあと研吾が言い出した。

クリスマスにイルミネーションとカップル限定のホテルステイを合わせたイベントを考えているそうなのだが、その際にカップルの妖精をあげたいそうだ。

とりあえずクリスマスまでは4ケ月ほどあるので、これが仕上がってから考えるという事になった。

大木社長にも男の子の妖精を考えておいて欲しいと言って、今は女の子の妖精に集中することになった。

”ほんと、いろいろ言ってくれるよ、この御曹司は!”と内心、焦る優依だ。

とにかく妖精の本体を運び込んで、衣装を取り付けるまで約2週間という期間が必要だという事だったので何とかイベントの一週間前には納品できそうだ。
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