俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
姉御肌で思った事をはっきりと言う優依だが、周囲への思いやりや気配りのできる優しさにどんどん魅了されていった。

研吾はそんな優依を年末年始の休みを利用してシンガポールに連れて行ってくれた。

最初は年末から一週間ハワイに行こうと言われたのだが、年末年始を祖母一人で過ごさせるわけにはいかないので、優依は行けないと言って断ったのだ。

それならと1月2日から3泊でシンガポールに行こうと言ってくれたのだ。

元旦には研吾が祖母に挨拶に来てくれて3人で近くの神社に初詣に行った。

祖母は研吾を見て目を丸くしていた。

あんなにイケメンで素敵な人が優依ちゃんの彼氏だなんて長生きしてよかった眼福、眼福と言って手を合わせるものだから研吾も優依も大笑いしてしまった。

本当に80歳とは思えない可愛い祖母なのだ。

初詣の後は家で祖母お手製のおせちを頂戴した。

勿論優依も手伝って作ったおせちだ。。

毎年、祖母は優依が結婚したら家族におせちを手作りするのよと言って、伝授するのだ。

大みそかの年中行事のおせち作りはもう何年もやってるので、本当は一人でも作れるのだが…祖母と二人でキッチンに立って料理するのはとても楽しい。

2日は朝ゆっくりと家で祖母と過ごした。

そして毎年恒例のお年玉を祖母からもらうのだ。

もう優依も働いているのだから優依が祖母に上げたいくらいなのだが、祖母は頑としてこの習慣を続けているのだ。

優依は祖母にとっては随一の孫娘なのだから、おばあちゃんから孫娘にお年玉を渡すのは楽しみの一つなんだからというので毎年ありがたく頂戴している。
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