俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
研吾が泊まった部屋はもう少し大きくて、あまり参考になるようなものはないと言ったので、優依は夕食後部屋を見に行った。

ここはバスタブがあって洗面室もありアメニテイも充実している。

アメニテイは今人気のブランドだ。

持って帰れるようにしてあってその袋もおしゃれだ。

まったくどこを見てるんだか、そう言うと女の使う物なんかわからないよと言ってふてていた。

その他にもデスクの中にある便箋なども高級感がある。

珈琲やお酒を作るのに小さいがカウンターがついている。

壁にはグラスホルダーがあっておしゃれだ。

ベッドもシングルなのだがマットレス等寝具は有名ブランドのものだ。

そういう所も大事だとつくづく思う。

枕もこだわっていてそば殻から羽毛からマットみたいなものから好きなものが選べるようになっている。

質のいい睡眠に枕は重要だ。

お客様の為に心を尽くしている事を感じる。

これを機会に全ホテルのアメニテイを見直すべきかも、沖縄のホテルは寝具にもこだわるべきだと思った。

優依はそんなことをすべてタブレットに書き込んだ。

このホテルは女性をターゲットにしている。

優依の泊まったホテルはなるべく無駄な物をそぎ落として価格を抑えた男性目線の部屋の作り方だ。

そういえばアメニテイも各フロアーのエレべーターホールに置いてあった。

必要な物を使う人が選んで持っていくと言うスタイルだ。

アメニテイーもプチプラコスメの物だった。

そして研吾の泊まるこのホテルは二人で3万6千円で朝食付きだ。

朝食はこちらは完全にバイキングで、和食、中華、洋食があったようだ、まあまあ美味しかったという研吾の感想だ。

優依の泊まったホテルは、半分バイキングでメインは3種類から選ぶようになっていて、そのうちの一つはブラジル系のメニューだった。

サラダや果物、スイーツがバイキングになっていた。

和食はない。完全に若者目線だ。

優依なら断然研吾の泊まったホテルがいい。

そう言うと研吾は優依を連れてきてよかったよと言ってまだまだやり足りないのかあちこちチェックする優依を眼で追ってそんなとこまで見るのと言う顔をしていて笑ってしまった。

何のための視察なのだ。

マットレス迄はがして調べたいというと研吾は優依のド根性には降参だと言いながらマットレスを持ち上げてくれた。

有名ブランドのマットレスだった。


徹底的に見なければ出張費で来ているのだから当然だ”これだから御曹司は下々の暮らしが解っていないのだ“と内心呆れる優依だ。

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