俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
そしてホテル・ラ・ルミエール大阪のコンセプトが決まった。

名前から受けるイメージを考えると女性やファミリーにも寄った客室の作りが良いのではと思う。

女性目線で考えるとアメニテイなどもフランスの有名ブランドのものにできるなら一新したい。

アメニテイは女性にとって気になる物なのだ。

でも、外観をどうするか決まらない。

パリをイメージしたスタイルにするのか、大阪城の景観を生かした和と洋のコラボのようにするのか二人の意見もまとまらず建築家に相談することにした。

外観までいじるとなると建築家に任せないとどうにもならない。

耐震補強の件もあるが、30年前なのでそこまで耐震性は悪くないはずだ。

優依は少し前に蓼科の美術館をデザインしてデザイン賞を取ってその後軽井沢のホテルを見事に再生させてこれもエコ再生リモデル賞を取ったデザイン事務所の代表がいたのを思い出した。

どちらも木を多用したナチュラルで優しい雰囲気の建物なのだが、最近パリスタイルのカフェやマンションのリノベーションも手掛けているようなのだ。

彼にデザインしてもらえたらいいものができる気がする。

沖縄のホテルもあるここは最初から全てにおいて信頼できるデザイナーと組まなければいけないので、大阪と同じデザイナーに頼めれば結城グループのホテル部門を理解してもらえるのではないだろうか。

東京に帰ったらすぐにそのデザイン事務所と代表のプロフィールや作品の写真も持って研吾に提案した。

研吾は作品がとても気に入ったらしくすぐに代表の榊大吾のアポを取るように優依に指示した。

その後すぐにアポが取れた。
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