俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
榊大吾は沢山の賞を取ったとは思えない気さくでイケメンで素敵な男性だった。

奥様の美玖さんも、紹介してもらったがとても美しい人だった。

でも自分で”理系の女ですから、威勢はいいんですよ”と言っていた。

すかさず研吾もうちの秘書も威勢だけは負けませんよとなぜか自慢していた。

“そこ可笑しいだろう”と内心???の優依だった。

榊の意見はやはり名前からのイメージとコンセプトが違いすぎるのは混乱を招くと言った。

折角ルミエールの妖精がここまで有名になっているんだから、それを利用しない手はないし客室もフアミリ―向けのものとパリスタイルのものと作ったほうがいいのではと言った。

ファミリーでゆったりしてもらえる部屋と女性同士でもカップルでも泊まりたいと思わせるおしゃれなものにする必要があると榊は言った。

大阪のホテルは一部屋が大きめに作ってあるのでそこも利点として利用できると榊は言った。

研吾も優依もなるほどと納得する内容だった。

札幌のホテルもスイートの和室を作る3部屋以外の5部屋はパリを感じる内装に改装することになった。

パリスタイルが、よく分からない優依に美玖は、モデルルームの方を見せてくれて説明してくれた。

「どうだ優依パリスタイルはよくわかったか?」

と聞いてきた

「う~ん、パリに行ったことがないからいまいちピンとこないけど、女性の好きな感じでおしゃれだとは思う」

と言ったら榊と美玖が笑った。

「ごめんなさいね優依さん、笑ってしまって…全く同じことを言ったんですよ昔私も…お客様にパリが好きだからパリスタイルにリノベーションしたいって言われた時に、ねっ」

そう言って榊を見つめる柔らかい瞳に二人のゆるぎない絆が見えた気がした。
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