俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
爺様は早速次の日、ランチを食べようと言ってきた。

優依を料亭に連れてきてくれて、豪華な和室で素晴らしい日本庭園を見ながら美味しい懐石をごちそうになった。

爺様は”会長”と優依に呼ばれるのは嫌だから名前で呼んでくれと言ってきかなかった。

まるで最初のころの研吾の様だと思った優依は

「分かりました。
お名前は何というんですか?」

「研一郎だ。研吾の名前は儂の字を取って
つけたんじゃよ。それと敬語はいらんぞ。
本当の祖父さんだと思ってくれればいい」

「じゃあ、研君なんてどうですか?
若返っていいでしょう?きっと研吾さんの
前で電話して研君なんて言ってたら、
他の男と何やってんだって怒りますね」

「あはは、そりゃいいなあ。見物だな」

と言って破顔した。

会長は研吾の子供の頃の話を面白おかしく話してくれて、優依は親友達の楽しい話を聞かせていた。

謝りに行ったのは祖母に叱られて反省したことちゃんと謝ってこないともう会わないと言われたことを話すと

「素晴らしいお祖母さんだね。そんな人が
育てたんだから優依ちゃんみたいに純粋で
心根の優しい女性に育ったんだね」

と言ってくれて優依はとてもうれしくなった。

祖母が褒められると嬉しくなる優依だ。

「今度二人でお祖母さんに会いに行こう」

とまで言ってくれた。
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