俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
”空手チョップってなんだよ”と言って笑っている研吾。

ここでも出たよおばあちゃんの影響、かなり前の有名なプロレスラーの技らしい。

「違うよ。優依の親友だからじゃないか、
でも優依もやきもち妬いてくれるの?
それは嬉しいなあ。それに俺も空手に
合気道の有段者だからな、ついでに剣道も」

「はいはい研吾様にはかないませんよ」

と言って拗ねる優依を背後から抱きしめて首筋に顔を埋める。

「う~ん、優依の匂い癒されるなあ」

と言ってペロッと舐める。

「ひゃあ~もう研吾仕事中に変なことしないで」

と飛びのく優依

「まあ、土曜日は俺もいないし爺さんの
お守りをお願いするよ。でも俺も大吾さんの
デザインの蓼科の美術館行きたいなあ。
今度蓼科に1泊して見に行こう。
温泉宿に泊まるのはどう?」

「いいね、きっと何度見てもいいから
行きたい。温泉とセットならなおさら」

「よし、なら今度の土曜日は
爺さんに譲ってやる」

“なんだかなあ、自分の祖父さんに対抗心燃やしてるよ”とちょっと呆れる優依だった。

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