俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
会長と大阪のホテルのショップエリアについて話していると、優依がどうしても誘致したいショップの会社の社長と会長が懇意にしている事が分かり今度紹介してもらえることになった。

なんでも陶芸の仲間だそうだ。

どこに縁が転がっているかわからない。

絶対誘致してみせると優依は心の中でガッツポーズを決めた。

帰りの車の中では、大阪のホテルと一足先にリフォームが済みリニューアルオープンする札幌のホテルの話で盛り上がった。

大阪のホテルは会長が社長時代に手掛けたホテルらしい。

そのリニューアルが楽しみだと言ってくれた。

大阪城が見える立地が気に入って決めたそうだ。

その時はまだ名前もホテルキャッスルだったそうだ。

“そのままかい”と思ったが言わずにおいた。

今のホテル・ラ・ルミエール大阪となったのは札幌のホテルがオープンするときで、同じ時期にオープンした東京のホテルと名前を統一してホテル運営やリゾート開発事業を手掛けることになった為だという事だ。

ホテル・ラ・ルミエールを日本だけでなく世界中に展開したかったからだと言った。

優依は結城グループの歴史も知ることができて楽しい小旅行になった。

東京と札幌のホテルは同時に今の社長つまり研吾の父親の悠一が中心に進めたらしい。

ニューヨークのホテルも5年前に今の社長が手掛けたものらしい。

東京と札幌のホテルができた時は、研吾はまだ大学生だったが、時々会社に来ては仕事について学んでいたと言う事だ。

そんなときから御曹司として期待され自身も努力していたのだと優依は研吾のすごさを再認識した。
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