俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
会長は

「研吾はよくやっているよ。
儂が社長の時はここまで大きくはなかった
息子の代で急成長したんだ。まあ日本全体が
そう言う時でもあったがな。
その後のバブルの崩壊でも結城グループは
びくともしなかった。
それは悠一の手腕だと思う。研吾はそんな
父親を超えていかなければいけないのだから
大変だ。優依ちゃん研吾を支えてやってくれ
あんなに優依ちゃんに心を許している研吾を
見て儂もびっくりしているんじゃ。
優依ちゃんしか研吾を支えてやれる
人はいないと思う。
頼んだ」

「はい。分かりました。私なんかでいいのか
どうかまだまだ自信ないですが研吾さんが
求めてくれるなら精一杯支えたいです。
でもこれはまだ内緒ですよ。すぐに調子に
乗って結婚だ同棲だって突き進むので、
まだ返事は保留にしているんです。
おばあちゃんが施設になじんでそこでずっと
居たいと思うようになるまでは、いつでも
あの家に帰ってこられるように
していたいんです」

「優依ちゃんは優しいなあ。研吾が
惚れるのがよく分かる。儂も後40年
若かったらなあ」

と言って優依の手を取って優しくポンポンとした。

「研君、今度おばあちゃんにあって
くれますか?きっと話が合いますよ」

「そうだな、今度一緒にお祖母さんに
会いに行こうか」

「はい、ありがとうございます」

そう言うと、次の土曜日に約束をさせられた。

このスピード感は結城家の遺伝なのか?研吾もそういう所は素早くていつのまにかペースに乗せられているのだ。

その後都内に戻ってしゃれた居酒屋で軽く夕食をごちそうになって研吾のマンションまで送ってもらった。

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