コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
今度はマニュアが口を開いた。
「私はこの国の飲み水が気になりましたので
その辺の事を聞いていました。
西の高い山から流れる川から生活用水や
田や畑に水も引いているようです。
ここでは毎日朝か夕方にたっぷり雨が
降るそうで川が干上がることも洪水を
おこすこともないそうです。
飲み水は井戸から汲むそうです。
彼らはそのまま飲んでも平気そうですが
我々のような者は一度沸騰させてから
飲むほうが良いと思います。
まあ、リリー様と殿下がいらっしゃる
時は水も困りませんが…
あとは風呂ですね。前は地中に埋めた
管で湯も水も出るようになっていた
そうですが爆撃でほとんどが壊れて
しまったらしく、東側の一部の地域だけ
しか機能していないようです。
それもテレジア共和国から油を買えなく
なってボイラーが使えなくなってしまい
機能していないようです。
この辺も重要課題かと思います」
問題は山積みという事だ。
リリーは溜息が出そうなのを我慢した。
デイランが続けた。
「まず油をためて置けるところを修理して
使えるようにしないとそれが最初ですね。
そして各ボイラーを設置しなおして配管
しないといけませんのでこちらは少し
時間がかかるでしょうね」
「デイア大丈夫か、あまり一度に
やろうとせずに、細かく計画を立てて
その事業を中心にやれる人間を選んで
任せるんだ。人に任せることも女王
としては大事なことだと思うよ」
「そうね、私だけでは何もできないわ。
私ができるのはまず食生活を少しでも
豊かにすることと、父と母に預かった
真珠や宝石でできる限り役に立つものを
そろえてあげる事しかできないわ。
そのためにもカメリア王家の宝物庫を
見つけなければ…明日船でついた地下の
王家の入り江を探してみたいわ」
「わかった。明日探してみよう。
今日はいろんなことがあって皆も
疲れただろう。男どもは少し歩いた
先に湖があるらしいからそこで水浴びが
できるらしい。ピートわかるか?」
「はい、聞いておきました。
姫様はどうされますか?
なんでも午後の日が高いうちは女性専用
なのだそうです。明日エリクシアに
案内してもらうようにサモネアに言って
おきます。申し訳ないですが今日は
我慢してください」
「ええ、大丈夫よ、私は水魔法で
水を出して体を拭くから心配しないで
シードも行ってきてね」
その夜はリリーの部屋でジュシード王子と
二人でベッドに横になった。
お互いの体温を感じてジュシード王子は
水に浸かって冷えた体をあっためた。
「デイア、僕はここには1週間しか
いられない。デイアを連れて帰りたい
けれどデイアはここを捨ててはいけない
だろうから、きっと迎えに来る。
一番いい形でカメリアを救えるように
考えていることがあるんだ。
それを国王と元老院に認めて
もらえないと動きが取れない。
デイアはその間此処で皆を導いて
カメリアを蘇らせるんだ。
デイアならできるよ。
デイアはこのカメリア国で
僕はコンネリシャス王国で、
二人が将来ずっと一緒にいられる為に
頑張ろうな、愛しているよ。
僕のデイア」
「私はこの国の飲み水が気になりましたので
その辺の事を聞いていました。
西の高い山から流れる川から生活用水や
田や畑に水も引いているようです。
ここでは毎日朝か夕方にたっぷり雨が
降るそうで川が干上がることも洪水を
おこすこともないそうです。
飲み水は井戸から汲むそうです。
彼らはそのまま飲んでも平気そうですが
我々のような者は一度沸騰させてから
飲むほうが良いと思います。
まあ、リリー様と殿下がいらっしゃる
時は水も困りませんが…
あとは風呂ですね。前は地中に埋めた
管で湯も水も出るようになっていた
そうですが爆撃でほとんどが壊れて
しまったらしく、東側の一部の地域だけ
しか機能していないようです。
それもテレジア共和国から油を買えなく
なってボイラーが使えなくなってしまい
機能していないようです。
この辺も重要課題かと思います」
問題は山積みという事だ。
リリーは溜息が出そうなのを我慢した。
デイランが続けた。
「まず油をためて置けるところを修理して
使えるようにしないとそれが最初ですね。
そして各ボイラーを設置しなおして配管
しないといけませんのでこちらは少し
時間がかかるでしょうね」
「デイア大丈夫か、あまり一度に
やろうとせずに、細かく計画を立てて
その事業を中心にやれる人間を選んで
任せるんだ。人に任せることも女王
としては大事なことだと思うよ」
「そうね、私だけでは何もできないわ。
私ができるのはまず食生活を少しでも
豊かにすることと、父と母に預かった
真珠や宝石でできる限り役に立つものを
そろえてあげる事しかできないわ。
そのためにもカメリア王家の宝物庫を
見つけなければ…明日船でついた地下の
王家の入り江を探してみたいわ」
「わかった。明日探してみよう。
今日はいろんなことがあって皆も
疲れただろう。男どもは少し歩いた
先に湖があるらしいからそこで水浴びが
できるらしい。ピートわかるか?」
「はい、聞いておきました。
姫様はどうされますか?
なんでも午後の日が高いうちは女性専用
なのだそうです。明日エリクシアに
案内してもらうようにサモネアに言って
おきます。申し訳ないですが今日は
我慢してください」
「ええ、大丈夫よ、私は水魔法で
水を出して体を拭くから心配しないで
シードも行ってきてね」
その夜はリリーの部屋でジュシード王子と
二人でベッドに横になった。
お互いの体温を感じてジュシード王子は
水に浸かって冷えた体をあっためた。
「デイア、僕はここには1週間しか
いられない。デイアを連れて帰りたい
けれどデイアはここを捨ててはいけない
だろうから、きっと迎えに来る。
一番いい形でカメリアを救えるように
考えていることがあるんだ。
それを国王と元老院に認めて
もらえないと動きが取れない。
デイアはその間此処で皆を導いて
カメリアを蘇らせるんだ。
デイアならできるよ。
デイアはこのカメリア国で
僕はコンネリシャス王国で、
二人が将来ずっと一緒にいられる為に
頑張ろうな、愛しているよ。
僕のデイア」