コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
リリーはジュシード王子の少し低くかすれた
声で優しくデイアと呼ぶ声がお腹の奥で
じんじんと響いて眠れなかった。
母がデイアと優しく呼んでくれるのも
好きだったが、ジュシード王子にデイアと
呼ばれるのとは全く違った感情を
呼び起こすようだ。
シードと呼んで、愛してると耳元で呟くと
ギュッと抱きしめて優しい口づけを何度も
繰り返して、リリーを昂らせた。
明日も早いからもう寝ようと言って、
ジュシード王子はすぐに眠りに落ちた
ようだった。
リリーは美しい彼の寝顔をしばらく
眺めていたが次第に瞼が下りてきて、
気が付くと朝の光に包まれていた。
カメリアの朝の陽の光りは何とも言えず
神々しくて鳥の鳴き声や花々の匂いに癒される
カメリアの朝が一番好きだと言っていた母の
言葉の意味がよくわかる。
まだ眠っているジュシード王子を起こさない
ように静かにベッドを抜け出して
外に出てみた。
薬草畑に向かうと薬草の匂いが爽やかで
リリーは大きく息を吸い込んだ。
向こうから女性が歩いてきてハッとして
足を止めた。
「姫様、おはようございます。
サモネアの妻でエリクシルの母の
マリシルでございます」
というと、深いお辞儀をした。
「おはよう、マリシルさん。
リリーデイアです。どうぞよろしく。
薬師をしているとか、薬草畑も手入れが
行き届いていて素晴らしいわ」
「まあ、姫様に褒めていただいて嬉しいです
どうぞマリシルとお呼び下さい」
「マリシル、この国の人は皆元気そうだけど、
どうなの?病気とか怪我とか多い?
私は癒しの魔法と水魔法が使えるので、
飲み薬を作る時は私が魔法で出した水を使う
ほうが効果はあると思うので言って
くださいね。治療院もゆくゆくは作りたいと
思っているの、私一人だけだからそんなに
一度に沢山の人は診られないけれど、
怪我などはすぐに治せるので皆の役に
立てると思うから…」
「まあ、姫様ありがたいことです。
私はルビシア様と一緒に王妃様のお手伝いを
していたのでルビシア様の思いで話も
お聞かせしますね。本当に早くに
亡くなられてしまって残念でなりません。
姫様もたった一人で苦労されたでしょうに
こうしてカメリアに帰って来て下さって
ありがたい事です。本当に
グリードシャム殿下の予言の通りになって
奇跡ですね」
声で優しくデイアと呼ぶ声がお腹の奥で
じんじんと響いて眠れなかった。
母がデイアと優しく呼んでくれるのも
好きだったが、ジュシード王子にデイアと
呼ばれるのとは全く違った感情を
呼び起こすようだ。
シードと呼んで、愛してると耳元で呟くと
ギュッと抱きしめて優しい口づけを何度も
繰り返して、リリーを昂らせた。
明日も早いからもう寝ようと言って、
ジュシード王子はすぐに眠りに落ちた
ようだった。
リリーは美しい彼の寝顔をしばらく
眺めていたが次第に瞼が下りてきて、
気が付くと朝の光に包まれていた。
カメリアの朝の陽の光りは何とも言えず
神々しくて鳥の鳴き声や花々の匂いに癒される
カメリアの朝が一番好きだと言っていた母の
言葉の意味がよくわかる。
まだ眠っているジュシード王子を起こさない
ように静かにベッドを抜け出して
外に出てみた。
薬草畑に向かうと薬草の匂いが爽やかで
リリーは大きく息を吸い込んだ。
向こうから女性が歩いてきてハッとして
足を止めた。
「姫様、おはようございます。
サモネアの妻でエリクシルの母の
マリシルでございます」
というと、深いお辞儀をした。
「おはよう、マリシルさん。
リリーデイアです。どうぞよろしく。
薬師をしているとか、薬草畑も手入れが
行き届いていて素晴らしいわ」
「まあ、姫様に褒めていただいて嬉しいです
どうぞマリシルとお呼び下さい」
「マリシル、この国の人は皆元気そうだけど、
どうなの?病気とか怪我とか多い?
私は癒しの魔法と水魔法が使えるので、
飲み薬を作る時は私が魔法で出した水を使う
ほうが効果はあると思うので言って
くださいね。治療院もゆくゆくは作りたいと
思っているの、私一人だけだからそんなに
一度に沢山の人は診られないけれど、
怪我などはすぐに治せるので皆の役に
立てると思うから…」
「まあ、姫様ありがたいことです。
私はルビシア様と一緒に王妃様のお手伝いを
していたのでルビシア様の思いで話も
お聞かせしますね。本当に早くに
亡くなられてしまって残念でなりません。
姫様もたった一人で苦労されたでしょうに
こうしてカメリアに帰って来て下さって
ありがたい事です。本当に
グリードシャム殿下の予言の通りになって
奇跡ですね」