コンネリシャス王国の恋物語2  亡国の王女と心優しい王子の恋

リリーデイア女王

リリーは、まず各世話人の自治体を村と
言う形にした。

そしてそのトップ今のまとめ役を
村長とした。

王都は一番大きく人も多い為これは
二つに分けた。

そして王都村中央区、王都村南区、
南地区は南海村、西地区は西中村、
東地区は東海村、北地区は北山村、
中央地区は中山村とした。

王都以外は海と付く
山が付く所は海ではなく山があるという
様に地名でなんとなく判断できるように
したのだ。

そしてそれぞれ住民の情報を名簿にする
作業を同時に始めた。

また、それとは別に各チームの編成も
増えていった。

真珠の養殖を主な仕事となりその研究もする
真珠研究チーム、交易を受け持つ交易チーム

女性で針仕事やカメリア刺繍の復活を担当する
物創り女チーム、そして木工で家具や家を作る
物作り男チーム、食事の改良や新しい料理を
覚えて普及させる食改善チーム、もちろん
今までの野菜や果物の栽培や酪農を主として
いる人達はそのままそれを続けてもらうし、
ピートに頼んで買ってきてもらう野菜や花の
苗や種などで新しい野菜や花の栽培にも
挑戦してほしい。

チーズ、バターや生クリームの作り方の本を
見てチーズやバター、生クリームを
作って欲しいと要望を出した。

そうすればパンが美味しく作れるし焼き菓子
も夢ではない。

そんなチームを作って、高齢者や子供たち
以外は何らかの仕事に従事できるようにした

勿論働きたいという高齢者にも体に負担の
無いような仕事についてもらった。

各地区で作ってもらった名簿によると
カメリアの全国民は5500人ほどだ。

まだ、彼らがその仕事から対価を得られる
までには時間がかかるが、全て王宮で
買い上げて必要な物を皆に配るという
形をとっている。

仕事によって得られる対価が違ってくると
貧富の差も生まれるだろう。

その時今のようなカメリアの国民性が
維持できるのかは分からない。

わからないながらもそうやって社会を
作っていくしかないとリリーは考えている。

いい面も悪い面も出てくるだろう。

その時その時で対応しようとリリーはあまり
取り越し苦労はしないことにした。

考えてもわからないことに時間を使う余裕
なんてなかった。

次に各チームの報告や問題点また成功例を
国民みんなで共有する為にまたチームを
うまく活用する為に中央で管理する
必要がある。

カメリアの皆が地区を分けて各地区の
まとめ役や世話人を決めて上手に運営して
きたのでそれを利用することにする。

ジュシード王子もそうするといいと思う
と言っていた。

各村の村長となった人たちが議会を作って
女性や若者の参加も促した。

議員は各チームのリーダーも参加するので
30人ほどの人達で運営していく事になる。

リリーは女王としてピートはその側近として
デイランは護衛として毎回会議に参加
するようになる。

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