コンネリシャス王国の恋物語2 亡国の王女と心優しい王子の恋
その為にマリアにはリリーの出自を明かした
マリアはやっぱりねと言って笑っていた。
「どうしてやっぱりね、なの」
と聞くと
「だってリリーってとにかく所作がきれいで
品があるでしょう。リリーのあだ名は
“小さなお姫様”だったのよ」
そういって喜んでカメリアの国旗作るわよと
言ってくれた。
ジュシード王子と結ばれた日から2週間が
たっていた。
きっと無断外泊で謹慎処分にでもなっている
のではないかとリリーは心配していた。
そんな時、護衛のデイランが次のリリーの
休みの日に王宮に来て欲しいという
ジュシード王子の伝言を持ってきた。
もう5月になりに入り気候はとても暖かく
なってきた日中は半袖でもいい時もある。
裏庭の花もとても美しく咲いているバラが
特に見事なのだ。
ルル王妃はバラが大好きなので、王妃様に
お花を持っていこうと前日からバスケットに
モーブピンクのバラと白いスズランと
先日花卸で仕入れたユーカリで纏めた
花かごを作った。
もうサシェも匂いが終わっているだろうから
ジュシード王子の兄弟たちと国王夫妻に
前国王夫妻とセレスとジュシード王子の
護衛騎士二人のそれぞれのイニシャルを
刺繍した。
サシェは11個にもなってしまって、
さすがにリリーも苦笑してしまった。
王家は大家族なのだ。
そしてジュシード王子には部屋に置いて
もらう瓶入りのポプリも一つ渡そうと
準備をした。
当日は朝早くに馬車が迎えに来た。
リリーが王宮につくと、門まで
ジュシード王子が迎えに来てくれていた。
馬車がつくと扉を開けてエスコート
してくれた。
リリーの手荷物を見て
「なんだ沢山の荷物だな」
そう言って笑うジュシード王子が愛しくて
リリーは泣きそうになった。
「どうしたの?目がウルウルしてる」
「シードに合うのが久しぶりで嬉しくて」
そういうと、ジュシード王子がギュっと
リリーを抱きしめた。
「シード、駄目よこんなところで、
みんなが見ているわよ」
「見せてやればいいんだよ。気にしないで」
「そんな訳にはいかないわ。
恥ずかしいからダメ」
そう言ってジュシード王子の胸を押して
離れた。リリーの顔は真っ赤だった。
「可愛い、リリーそんな顔を僕以外の
男に見せないで」
リリーを体で隠すようにして、ペレル家の
邸宅まで肩を抱いて手を繋いで歩いて行った
リリーのお土産は護衛騎士のデイランが
持ってくれている。
「久しぶりねリリー、元気だった」
王妃様はそういうと優しく抱きしめてくれた
「はい、ありがとうございます。
王妃様のお好きなバラが咲いたので花籠に
してきました。お土産です」
「まあ綺麗。それにとてもいい匂い」
「皆様にサシェも作ってきたんです。
貰って下さると嬉しいです」
もう一つの紙袋も差し出すと王妃の後ろにいた
ジュシード王子の妹たちも喜んで
もらってくれた。
「ちょうど前にもらったサシェの匂いが
薄くなってきたから、また兄様にお願い
しようと思っていたの。嬉しい。
リリーさんありがとう」
「どういたしまして、皆さんの分があるので
イニシャルでわかると思いますので、
お渡しして下さいね」
「あら、私とジュオンの分もあるの?」
「はい、もちろんです。
前国王夫妻の分もセレス様とジュシード様の
護衛騎士の方にも作ってきました」
「あっ、この瓶は何?奇麗な色の花びらが
いっぱい入っているのだけど、
これもすごくいい匂い」
「それは、ポプリです。ジュシード様の
お部屋に置いてもらおうと思って…」
と顔を染めてジュシード王子を見上げる
リリーが可愛すぎてジュシード王子は
顔がほころんでニヤニヤが止まらない。
「もう二人ともラブラブね。
兄様そのにやけた顔やめて、
イメージが壊れるわ」
妹二人はあきれてサシェの入った
袋を持って行ってしまった。
「こらあ、僕のポプリはやらないぞ」
とジュシード王子が妹達に叫ぶと、
ルル王妃が噴出した。
マリアはやっぱりねと言って笑っていた。
「どうしてやっぱりね、なの」
と聞くと
「だってリリーってとにかく所作がきれいで
品があるでしょう。リリーのあだ名は
“小さなお姫様”だったのよ」
そういって喜んでカメリアの国旗作るわよと
言ってくれた。
ジュシード王子と結ばれた日から2週間が
たっていた。
きっと無断外泊で謹慎処分にでもなっている
のではないかとリリーは心配していた。
そんな時、護衛のデイランが次のリリーの
休みの日に王宮に来て欲しいという
ジュシード王子の伝言を持ってきた。
もう5月になりに入り気候はとても暖かく
なってきた日中は半袖でもいい時もある。
裏庭の花もとても美しく咲いているバラが
特に見事なのだ。
ルル王妃はバラが大好きなので、王妃様に
お花を持っていこうと前日からバスケットに
モーブピンクのバラと白いスズランと
先日花卸で仕入れたユーカリで纏めた
花かごを作った。
もうサシェも匂いが終わっているだろうから
ジュシード王子の兄弟たちと国王夫妻に
前国王夫妻とセレスとジュシード王子の
護衛騎士二人のそれぞれのイニシャルを
刺繍した。
サシェは11個にもなってしまって、
さすがにリリーも苦笑してしまった。
王家は大家族なのだ。
そしてジュシード王子には部屋に置いて
もらう瓶入りのポプリも一つ渡そうと
準備をした。
当日は朝早くに馬車が迎えに来た。
リリーが王宮につくと、門まで
ジュシード王子が迎えに来てくれていた。
馬車がつくと扉を開けてエスコート
してくれた。
リリーの手荷物を見て
「なんだ沢山の荷物だな」
そう言って笑うジュシード王子が愛しくて
リリーは泣きそうになった。
「どうしたの?目がウルウルしてる」
「シードに合うのが久しぶりで嬉しくて」
そういうと、ジュシード王子がギュっと
リリーを抱きしめた。
「シード、駄目よこんなところで、
みんなが見ているわよ」
「見せてやればいいんだよ。気にしないで」
「そんな訳にはいかないわ。
恥ずかしいからダメ」
そう言ってジュシード王子の胸を押して
離れた。リリーの顔は真っ赤だった。
「可愛い、リリーそんな顔を僕以外の
男に見せないで」
リリーを体で隠すようにして、ペレル家の
邸宅まで肩を抱いて手を繋いで歩いて行った
リリーのお土産は護衛騎士のデイランが
持ってくれている。
「久しぶりねリリー、元気だった」
王妃様はそういうと優しく抱きしめてくれた
「はい、ありがとうございます。
王妃様のお好きなバラが咲いたので花籠に
してきました。お土産です」
「まあ綺麗。それにとてもいい匂い」
「皆様にサシェも作ってきたんです。
貰って下さると嬉しいです」
もう一つの紙袋も差し出すと王妃の後ろにいた
ジュシード王子の妹たちも喜んで
もらってくれた。
「ちょうど前にもらったサシェの匂いが
薄くなってきたから、また兄様にお願い
しようと思っていたの。嬉しい。
リリーさんありがとう」
「どういたしまして、皆さんの分があるので
イニシャルでわかると思いますので、
お渡しして下さいね」
「あら、私とジュオンの分もあるの?」
「はい、もちろんです。
前国王夫妻の分もセレス様とジュシード様の
護衛騎士の方にも作ってきました」
「あっ、この瓶は何?奇麗な色の花びらが
いっぱい入っているのだけど、
これもすごくいい匂い」
「それは、ポプリです。ジュシード様の
お部屋に置いてもらおうと思って…」
と顔を染めてジュシード王子を見上げる
リリーが可愛すぎてジュシード王子は
顔がほころんでニヤニヤが止まらない。
「もう二人ともラブラブね。
兄様そのにやけた顔やめて、
イメージが壊れるわ」
妹二人はあきれてサシェの入った
袋を持って行ってしまった。
「こらあ、僕のポプリはやらないぞ」
とジュシード王子が妹達に叫ぶと、
ルル王妃が噴出した。