【番外編】SP 橘は、“甘やかし専門医”です
婚姻届を提出したその夜――
家に帰るなり、紗良はぴたりと航太にくっついた。
「どうした?」
ソファに座った航太が、苦笑しながら肩越しに振り返る。
「幸せなんだもん」
紗良は頬を寄せながら、くすぐったそうに微笑んだ。
「……なるほど。紗良は、幸せだとくっつきたくなるタイプか」
「そうだよ。片時も離れたくないの」
そう言ってさらに身体を寄せると、航太はくすっと喉を鳴らした。
「警護中もついてくる気?」
「もちろん。航太くんを警護するの、私!」
胸を張って得意げに言う紗良に、航太は思わず吹き出した。
「意味がわからないけど、なんかかわいいな」
しばらく無言のまま甘い空気が流れる。
やがて、紗良が小さな声で言った。
「……航太くん、眠くなってきた。一緒に、ベッド行こう?」
その言葉に、航太の表情が少し変わる。
低く落とした声で、囁くように言った。
「紗良、大人になったな」
「ち、違う、そういう意味じゃないし……」
途端に慌てたように手を振る紗良に、航太は目を細めて笑った。
「どういう意味でもいいよ」
そっと彼女の手を取り、寝室へと導いた。
ベッドに腰掛け、優しくキスを落とす。
何度も重ねた唇が、やがて深く、熱を帯びていく。
「……ん、航太くん……」
紗良の口から、甘い吐息が漏れた。
触れ合うたび、気持ちが重なって、心が震える。
その夜の航太は、いつも以上に強く、深く――
まるで、結ばれた証を刻むように、紗良を抱きしめた。
何度も愛された彼女だったが、この夜は特別だった。
まるで身体の奥まで、幸せがとろけて染み込んでくるような、甘い、満ち足りた時間だった。
最上で、最高の夜。
ふたりは言葉を交わさずとも、永遠を確かめ合うように、互いを愛し合った。
家に帰るなり、紗良はぴたりと航太にくっついた。
「どうした?」
ソファに座った航太が、苦笑しながら肩越しに振り返る。
「幸せなんだもん」
紗良は頬を寄せながら、くすぐったそうに微笑んだ。
「……なるほど。紗良は、幸せだとくっつきたくなるタイプか」
「そうだよ。片時も離れたくないの」
そう言ってさらに身体を寄せると、航太はくすっと喉を鳴らした。
「警護中もついてくる気?」
「もちろん。航太くんを警護するの、私!」
胸を張って得意げに言う紗良に、航太は思わず吹き出した。
「意味がわからないけど、なんかかわいいな」
しばらく無言のまま甘い空気が流れる。
やがて、紗良が小さな声で言った。
「……航太くん、眠くなってきた。一緒に、ベッド行こう?」
その言葉に、航太の表情が少し変わる。
低く落とした声で、囁くように言った。
「紗良、大人になったな」
「ち、違う、そういう意味じゃないし……」
途端に慌てたように手を振る紗良に、航太は目を細めて笑った。
「どういう意味でもいいよ」
そっと彼女の手を取り、寝室へと導いた。
ベッドに腰掛け、優しくキスを落とす。
何度も重ねた唇が、やがて深く、熱を帯びていく。
「……ん、航太くん……」
紗良の口から、甘い吐息が漏れた。
触れ合うたび、気持ちが重なって、心が震える。
その夜の航太は、いつも以上に強く、深く――
まるで、結ばれた証を刻むように、紗良を抱きしめた。
何度も愛された彼女だったが、この夜は特別だった。
まるで身体の奥まで、幸せがとろけて染み込んでくるような、甘い、満ち足りた時間だった。
最上で、最高の夜。
ふたりは言葉を交わさずとも、永遠を確かめ合うように、互いを愛し合った。