【番外編】SP 橘は、“甘やかし専門医”です
食後、片付けもそこそこにして、紗良が立ち上がった。
「ちょっと待ってて、デザート出すね」
そう言ってキッチンへ行き、航太が冷蔵庫に入れていたスイートポテトを取り出す。
小さな器に移して、熱すぎないお茶を淹れ、フォークと一緒にトレイにのせてソファに座る航太の前にそっと置いた。
「本当にありがとう。なんでわかったの? 今日、スイートポテト食べたい気分だったんだよね」
目を細めて笑う紗良に、航太は思わずとろけそうな目を向ける。
「……紗良」
そう呼んで、頬にそっと手を添えると、唇に触れるか触れないかのような優しいキスを落とした。
紗良は驚くふうでもなく、ふわっと笑って、嬉しそうに目を伏せた。
「紗良、可愛い。本当に可愛い」
そのまっすぐな言葉に、
紗良はフォークを手に取りながら「……恥ずかしいから、いちいち言わなくていいってば」と目を逸らす。
けれども、頬はほんのり紅く染まっていた。
やがて、ひと口スイートポテトを口に運ぶと、「ん〜……甘い。おいしい」と嬉しそうに呟く。
航太はそんな彼女の横顔を見つめながら、静かに思った。
――この笑顔を、ずっと守りたい。
胸の奥で、決意のように熱が灯るのを感じながら、彼はそっとカップに口をつけた。
「ちょっと待ってて、デザート出すね」
そう言ってキッチンへ行き、航太が冷蔵庫に入れていたスイートポテトを取り出す。
小さな器に移して、熱すぎないお茶を淹れ、フォークと一緒にトレイにのせてソファに座る航太の前にそっと置いた。
「本当にありがとう。なんでわかったの? 今日、スイートポテト食べたい気分だったんだよね」
目を細めて笑う紗良に、航太は思わずとろけそうな目を向ける。
「……紗良」
そう呼んで、頬にそっと手を添えると、唇に触れるか触れないかのような優しいキスを落とした。
紗良は驚くふうでもなく、ふわっと笑って、嬉しそうに目を伏せた。
「紗良、可愛い。本当に可愛い」
そのまっすぐな言葉に、
紗良はフォークを手に取りながら「……恥ずかしいから、いちいち言わなくていいってば」と目を逸らす。
けれども、頬はほんのり紅く染まっていた。
やがて、ひと口スイートポテトを口に運ぶと、「ん〜……甘い。おいしい」と嬉しそうに呟く。
航太はそんな彼女の横顔を見つめながら、静かに思った。
――この笑顔を、ずっと守りたい。
胸の奥で、決意のように熱が灯るのを感じながら、彼はそっとカップに口をつけた。