私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
「それが、黒魔術?」
「どうやら、そうらしい」
「そのお店の相談者達は、一体何を願ったの?」
「それはまだ、わからん。調査中だ」
「……全部突き止めてから、報告してよ……」
「情報が無いないよりは、マシだろう」
「そうだけどさぁ……」
意識を保つのが結構つらいくらい、意識が混濁し始めているんだから。
これくらいの小言は許してほしい。
私はこれ以上起きていられないと、ゆっくり目を瞑った。
「エルネット……っ」
「うる、さいな……。耳元で、騒がないで……」
「急に、静かになるな。調子が狂う」
「仕方ないでしょ。もう、疲れたんだって……」
彼は私がこのまま死んじゃうんじゃないかと、心配してくれたんだろう。
だから慌てた様子で、抱きしめる力を強めた。
それはわかるんだけど、さっきまで気持ち悪いって言ってた人間を圧迫しないでほしい。
ーーこのまま起きていたら、彼が身に纏う騎士服を汚してしまいそうだ。
「あとで、ちゃんと聞くから……。もう、寝かせて……」
「……わかった」
レオドールはようやく、静かになった。
どうやら、自分も寝る体制に入ったらしい。
ちゃんとお風呂に入って身を清めなよ、とか。
食事を取らないと身体に悪いよ、とか。
全部ブーメランになって返って来そうなことを考えながら、私は意識を手放した。
「どうやら、そうらしい」
「そのお店の相談者達は、一体何を願ったの?」
「それはまだ、わからん。調査中だ」
「……全部突き止めてから、報告してよ……」
「情報が無いないよりは、マシだろう」
「そうだけどさぁ……」
意識を保つのが結構つらいくらい、意識が混濁し始めているんだから。
これくらいの小言は許してほしい。
私はこれ以上起きていられないと、ゆっくり目を瞑った。
「エルネット……っ」
「うる、さいな……。耳元で、騒がないで……」
「急に、静かになるな。調子が狂う」
「仕方ないでしょ。もう、疲れたんだって……」
彼は私がこのまま死んじゃうんじゃないかと、心配してくれたんだろう。
だから慌てた様子で、抱きしめる力を強めた。
それはわかるんだけど、さっきまで気持ち悪いって言ってた人間を圧迫しないでほしい。
ーーこのまま起きていたら、彼が身に纏う騎士服を汚してしまいそうだ。
「あとで、ちゃんと聞くから……。もう、寝かせて……」
「……わかった」
レオドールはようやく、静かになった。
どうやら、自分も寝る体制に入ったらしい。
ちゃんとお風呂に入って身を清めなよ、とか。
食事を取らないと身体に悪いよ、とか。
全部ブーメランになって返って来そうなことを考えながら、私は意識を手放した。